以下は、年明け早々に書いたんだけど、これをブログに書き込もうとしながら、そのブログを起ち上げられずに今日に至ってしまった。
会社のブログやツイッターで手がいっぱいだったからねえ。
そんな訳で、今日は実質的に初の書き込みなのに、半年近く前に書いた記事を載せさせていただきます。
東日本大震災の前だ。
以下原文。
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既に国民の多くは民主党政権を見限っている。
その理由は主にマニュフェストが実行されていないとか、政治とカネの問題とかが挙げられているが、そもそも民主党に求められてきた、あるいは期待されてきた役割とは何だったのだろうか。
それは自民党と共に二大政党制の一翼を担う存在足りうることではなかったのか。
その原点に帰れば、民主党のその外交・防衛政策は自民党のそれと大きく変わるものではいけなかった。
政権が代わる度に国の対外的な指針が大きく変わるようでは、国際社会での信用を失墜させることになる。
不幸なことに今回の民主党政権が見事なまでにそのことを実証してしまった。
当然のことながら日本中に不安が広がり、国民は何度も天を仰ぎ頭を抱えることとなった。
安保問題だけではない。
天皇、天皇制に対する考え方、扱いもやはり奇異を感じる程の距離があってはならぬのだ。
民主党が致命的なのは、この党が結党以来党勢拡大を最優先し真剣にそれらの重要な問題に向き合った経験がないことだ。
だから未だに防衛政策について具体的なものを公表できずにいるのだ。
さらに民主党は主義・主張の異なる小政党の吸収合併を繰り返してきたので、元々原点がぶれ易い宿命をも背負ってきた。
正しく言えば、その原点すら構築されていない。党の綱領がいまだに無い。
これまで党勢を拡大することを最優先し真剣に防衛問題に向き合った経験がなかったからこそ、ルーピー鳩山などのようなリアリティのカケラもない輩が、党の要職でのさばっているのである。
もちろん鳩山が党のパトロンだという事情は大きく作用してるとは思うが、それらを斟酌したとしても、まともな政党だったらうまいこと床の間に飾っておいて、決して実権を握らせることなどしないだろう。
鳩山が基地問題で日米同盟を取り返しの付かないレベルまでぶち壊しておきながら、なお自省の様子が見られないのには、恐怖すら感じるのである。
こうした状況に直面すると、これまで時々話題となった道州制に共鳴したくなってくる。
今までは、正直その意義について、正確に捉えられなかった面があった。
道州制論者の主張に、あまり真摯に耳を傾けていなかったのかもしれない。
国家にとって真に大事な安全保障、外交、天皇制など国体の維持については、当然日本国政府が担当する。
そして国内問題、国内経済、行政サービスなどは各自治体に任せてしまうという考え方。
それは、実は、単に大きな政府・小さな政府の議論ではない。
もし国の専権事項が安全保障、外交、天皇制など国体の維持に絞られるのであれば、民主党のようなその重要な部分の方針が見えない政党が政権を担当することは考えられないのである。
そんな日本を作る、有効な方法だとしたら、私は道州制を積極的に支持したいと思っている。