坂の途中に
2021年9月。Facebookの友達は550人だった。三か月後、5,000人になった。理由は単純だ。2週間で5,000人にした人の話を聞いたからだ。今週のオンライン面談は48件。この生活をもう4年続けている。きっかけは、「1日16面談しているインサイドセールスの若者」を知ったことだった。人は、自分が見た基準に引っ張られる。長嶋に会った少年の誰かがプロになる。大谷のサインをもらった子供の誰かがメジャーに行く。 目標を見つけること。そして向かうこと。それだけだ。ただし、結果は平等ではない。同じ努力をしても、同じ場所には辿り着かない。個体と環境が違うからだ。それでも、何かは必ず残る。残らないのは、やらなかった場合だけだ。悲しいのは、多くの人が結果より先に言い訳を探し始めることだ。私も例外ではない。うまくいかないとき、誰かのせいにしたくなる。非難して、吐き捨てて、一瞬だけ楽になる。だがそれでは前に進まない。だから自分に言い聞かせている。努力は報われない。評価もされない。思い通りの結果など来ないのだと。そう思って坂を登る。それでも歩く。今はまだ途中だからだ。丘の向こうに何があるかは分からない。だが、歩かなければ景色は変わらない。でなければ、見ることも知ることもできないのだから。