最近切手を収集している人にあまり出会いませんが、トピカルコレクターとして鉄道切手を
収集している人でも、世界で初めて蒸気機関車を画いた切手を発行したのは、どこの国か
答えられる人は少ないと思います。今日はその世界で最初と2番目にSLを描いた切手を
紹介致します。
世界初のSL切手は1860年に、英領のニューブランスウィックで発行された5種の内の
一枚に当時としては最新型の2Bテンダ機関車が画かれ、カウキャッチャー、ダイヤ
モンド形の化粧煙突、警鐘等当時の典型的なアメリカ型機関車の特徴を良く表しています。
また世界で二番目に発行されたのは、1869年にアメリカの普通切手ですが、大陸横断
鉄道完成記念の意味合いを多分に持たせて発行されたと思われます。1860年と言えば
日本では安政6年、随分世界との差が大きかった事が切手でも分かります。

英領ニューブランスウィックは、カナダ東方沿岸地域に位置し、現在はカナダの一州に属し
英領による切手の発行は1851年から1863年迄の僅か11種類の切手発行のみでした

大陸横断鉄道は、アメリカ合衆国の中西部と西海岸とを結ぶ鉄道を指し
1869年5月10日にユニオン・パシフィック鉄道とセントラル・パシフィック鉄道が
接続され,2755㎞の横断鉄道が開通しました