integrative英語(冬期) 担当:小林俊昭

[概要]

 駿台英語科小林俊昭先生のオリジナル講座。夏期と同様に最難関大学の過去問を用いて文法を深く追求していく講座。夏期が「通常は教えられないが、知っておくべきこと」に重点があるのに対し、冬期は「知ってはいるが、通常教えられないこと」(既習事項の掘り下げ)に重点が置かれている。

[テキスト]

 テキストは夏と同じく講義問題とFor review(本文再掲)から構成される。問題は文法事項を基準に選ばれていると思われるので、夏と難易度は大きく変わらない(個人差あり)。ただ、自由英作文が2問になる、東大からの出典が少し多いなど若干の違いがある。

[授業]

 冬期ではThere is構文、but、進行形、話法+α(副詞節などの通期で扱ったものなど)を中心に扱う。通常通り、高速の板書と口頭説明で解説する。必然的に情報量は多くなるので、共通テスト対策や他教科の兼ね合いも考えると、なるべく早い期間での受講をお勧めする(余談だが、夏期ほどまでは締めきりにならない)。しかし、既習事項の掘り下げのみならず、前後期で扱った範囲の演習には丁度いい講座だと思う。

 こちらもHG講座で延長は毎日20分ほど。ただ質問および英作文の添削をお願いする人が増加する(特に最終日)ので、添削はきちんと予習して2日目または3日目辺りに事前にお願いしておくといいだろう(「他の期間に持ってきて」と言われてしまうことがあるため)。