[予習・復習]

 予習の際は問題を解くことよりも全訳する方が良いだろう。復習では講義でやった解釈の仕方を再現するとともに設問が置かれている理由を考えてみるとよい。

 以下、参考書籍を紹介する。

 ・古文解釈の方法(著:関谷浩 駿台文庫)

  関谷先生の講義を書籍化した本。この講座の副読本として指定されている(ただし、先生

  曰く自分の所持している教材であればどれでもよいとのこと)。夏の陣は敬語のところまで

  予習しておくとスムーズに講義に臨める。なお、「古文解釈の実践」(同上)という問題集

  もあるので関谷先生の読み方を身につけたいならこちらでもいいと思う。

 

 ・古語辞典

  言うまでもなく古文学習に必須な本。先生によると紙の辞書ならどれでもよいとのこと。

 

[感想]

 古文をどう読んでいけばよいのかがあやふやだった私にとっては、読解の仕方が明確になったので受講して本当によかった。講義問題はかなり難しいと感じたが、複雑な部分を1つ1つ

丁寧に基本知識で解きほぐしていく講義は圧巻だった。たとえ理系の人であっても古文が受験で必要ならお勧めしたい。