[予習・復習]

 予習は例題と演習問題を解くこと。復習は演習問題と所有している教材で講座で学んだ問題研究の方法を実践するのが良いだろう。以下、参考文献を紹介する。

 ・新物理入門(著:山本義隆 駿台文庫)

駿台物理科のレジェンド山本義隆先生の理論解説を書籍化した本。駿台で物理を受講するなら持っておいたほうが良いと思う(私が受講した際に、小倉先生は特にこの本に言及してないが)。数学の解説は軽めなので数Ⅲの微積を終えていない人は要注意。なお、河合塾の「理論物理への道標」という同系統の本があるので、そちらでもよい。

 

 ・東工大(or東北大)物理のテキスト

 小倉先生執筆のテキスト。(冬期は)高校物理全範囲の理論解説が載っており、また上記の新・物理入門よりも丁寧なのでおすすめ。気になる人は校舎で閲覧できるので行ってみよう。

  

[感想]

 問題を余すことなく研究するといはどういうことなのをしっかり学べたので私にとっては実りのある講座だった。ただ、いわゆる微積物理の経験がないとちょっと厳しいかなと思う(それが原因とは断定できないが、4日目にはぽつぽつと空席ができていた)。また演習問題だけでは手薄になる部分も出てくるので、テキストの自習問題はあったほうが良いんじゃないかと思う。