[予習・復習]

 予習は小林先生が言うように本文を全訳するとよいが、全訳はかなり時間がかかるので早めに終わらせるか、復習で行うのがいい。以下、参考書籍を紹介する。

 ・英文読解のグラマティカ/英文要約のグラマティカ(著:富士哲也 論創社)

文法が文章の中でどういう役割を担っているのかを解説してくれる素晴らしい本。個人的にこの本を超える英文法の参考書はないと思っている(リポート構造が特に好きです)。講座にかかわる話では、”英文読解”の方に情報構造、冠詞がまとめられており、”英文要約”の方はその実践編という具合である。予復習どちらにもオススメ。

 

 ・ここがおかしい日本人の英文法Ⅱ&Ⅲ(著:T.D.ミントン 研究社)

Ⅲの方に比較と関係詞が詳しく解説されている。Ⅱの方は形容詞・副詞についてだがⅢのまえがきで述べられているように”比較”で必要となる知識が載っているので読んでおくとよい。この本も予復習にオススメ。

   

[感想]

 私は初めて受けた小林先生の講座がこれなのだが、文法事項について深く突っ込んだ解説をしていただき、加えて質問にもきちんと答えていただけたので速攻で信者になった。ただ、文章構造の把握(型にはまったものを除く)や文法機能の解説、文の役割を考えるといったことはしないのでその点は残念。早慶の文法問題や英作文は軽めなのでプリントで済ませるなどして、他の文法事項の解説にもっと時間を割いてもらいたい。

 

P.S  先生の折ったチョークは(こだわりがなければ)プリントを取りに行くとき、簡単に回収できます。