今が未来だった頃の事
国交省は中央新幹線に関する整備計画をJR東海に指示したと発表。
東京-大阪間をほぼ直線の1時間で結び、最高速505kmの速さで走る
と、いうより浮く超電導磁気浮上のリニアモーターカー建設に
構想段階から実施段階に入った。
ここまで来るのに半世紀。
営業運転が出来るまであとどれぐらいかかるのか??
存在を知ったのは私が小学生の頃だったと思う。
教科書に出てきてその速さと近未来的なデザインの車両に
興味を持ち調べてみるとその歴史は古く、1960年台始めには研究が
進められ10数年経つ頃には500kmを突破していたそうです。
それからまた時が経ち、有人走行での581kmの世界記録。
実用化に向けた試験運転の繰り返しで数十年経ち、
その存在は段々と私の中で薄くなっていった・・・
先日、NASAは次回のアトランティスを最後に30年に及んだ
スペースシャトル計画を退役するとニュースで知った。
5機あったシャトルはチャレンジャー号と記憶に新しい
コロンビア号の爆発により3機となってしまった。
シャトルの後継機となる機体はロケット型のスマートな造りで
安全性はシャトルの10倍、コストも抑えられるという。
しかし残念なのは、宇宙から大気圏再突入で青い空に浮かび上がり
徐々にシャトルの姿が映像に映し出される画が見れなくなる事。
着陸には失敗は許されず、シャトルは自発的に上昇出来る設計には
なっていないので旅客機みたいに着陸困難な場合の
タッチアンドゴーやゴーアラウンドと言った事は出来ないのだ。
繊細な所と白と黒のシンプルな機体が私は好きだった。
スペースシャトルは大人になった今でも一生乗る事が出来ない
夢の飛行機でこう言う乗り物があった事をリアルな映像として
子供に見せてあげれないのも又残念である。
子供の頃、思い描いていた2つの未来は同じような時を刻み
1つはその歴史に幕を閉じようとし、
1つは新たな幕を開けた。