この下半期の当社本社機能のスローガン「オリジナ流」
http://ameblo.jp/golfer/entry-10496770029.html
by大常務
Boss以下、各mgrも触れていますが、
http://ameblo.jp/montecristono2/entry-10496956909.html
http://ameblo.jp/happy/entry-10497540096.html
http://ameblo.jp/shibuya-workingwoman/entry-10496820451.html
「経理の視点」で自分なりに咀嚼してみます。
つい、「ルールで縛ってしまう」「ルールに縛られてしまう」ということに陥りがちな経理部門。一見「オリジナル」とは縁遠い仕事だったりします。
そもそもなんでそんなことになっているのかというと、一番の大元を何かとルールで縛られているからかなと。
税法、金商法、会社法、会計基準、取引所規則・・・
日本は法治国家ですし、「悪法も法なり」「権利を主張するならまず義務を果たせ」なんて言葉もあるので、賛否はどうあれ、まずはこいつを守るのは大前提です。
※これを変えたきゃ選挙にでも出ればいいと思うんですが、話が飛躍するのでそれは置いといて。。。
で、これを守るという『目的』のためにどうしなければいけないか、今の自社の状況でどうやっていけばいいかを検討し、それが「社内ルール」という『手段』に落ちていく。
すると、この「社内ルール」を浸透させ、遵守することで大元のルールは守られるはずなので、これをきちんと運用していくのが経理部門の仕事、となる。
・・・一見全て正しいようなんですが、いつの間にか、これが正しくなくなる瞬間がきます。
正確に言うと、徐々に正しくなくなっているはずなんです。これはなぜか?
一つの原因は簡単で、
「状況が変化しているから」
ルールを作った時と今とでは、事業規模や社員数など、色々な状況が変化しています。
「万能なルール」なんてものはそうそう無いので、状況が変化すればズレが生じてくるのも当然です。
そして、もうひとつが一番の問題。
「社内ルールを守ることが『目的』化してしまい、その背景をきちんと理解できていないから」
ルールを作った人から他の人に引き継がれると、これが起こりがちです。
自分で作ったルールならまだしも、他人が作ったルールを背景から100%理解するのって、意識しないと難しいことですし、引き継がれた当初はまず業務を覚えるために、真面目な人ほど「前任者のやっていたことを真似る」ということをしがちなので。
決して悪いことではないのですが、これが次の人へ、次の人へと繰り返されると、いつの間にか背景が見えなくなり、気がつけば『手段』だったはずの「社内ルール」が『目的』に、そして本当の『目的』はいずこへ。。。
こうなってくると、「頭がカタくて」と評される残念な経理になってしまいます。(自戒の念を込めて)
実際そうなっている本人に、悪意はないはずなんですが。(と言い訳もしてみる・・・)
前置きが長くなりましたが、「オリジナ流」
このような環境のもと(って短信みたいですが)、どうやって経理でオリジナルを生み出していくか?
ルールに縛られがちなので、あえてルールにオリジナルを求めてみようと考えると、
1.背景をきちんと理解する
2.「変えられるもの」と「変えられないもの」を仕訳仕分けする
3.「リスク」と「リターン」を見極める
というのがヒントになるかなと思っています。
1は、上で書いた残念な経理にならないために必要なこと。
「なんでこのルールがあるのか?」がわかっていないと、前例踏襲以外やりようが無くなってしまいます。
もう一歩進んで、「税法は何を目的にしているか?」「金商法は?会社法は??」という、「大元のルールの背景」にまでたどり着けると、どういう方向にオリジナルを持っていけば×にはならないか、という指針にはなるかなと。
ざっくり、税法にベクトルを寄せると利益が出る方向に、金商法etcにベクトルを寄せると利益が出ない方向に、ということが理解できていれば十分と思いますが。
2は、前提を疑ってみるということ。
ルールがあると「守らなきゃ」となるのが真面目な反応だったりしますが、法律はともかく、社内ルールなんて実はいくらでも変えられますよね。だって、作ったの社内の人なんだし、権限が足りなければ上司を巻き込めばいいわけなので。1がきちんと理解できていれば、この判断ができるようになるはずです。
3はもう一歩進んで、「ノーリスク」が常に求められているとは限らないということ。
経理は収益を上げる部門ではないためか、ついつい「ノーリスク」を追いがちですが、リスクをとってリターンを得るのって、収益を上げる部門だったらあたりまえですよね。法律に触れるのは論外ですが、単純にコストが増えるだけとかなら、それ以上の収益が見込めるならリスクを取ろう、という判断はできるわけで。
また、取れるリスクの許容量は会社の規模によって変わるので、昔は取れなかったリスクが、今は取れるようになったりもしています。
もっとも、「どれだけのリスクがあるのか」がわからないとリスクの取りようもないので、そういう意味でも1がきちんとできていることが必要だと思いますが。
この3点を意識してもう一度自分の周りを見直してみると、意外と「オリジナ流」の小さな種が落っこちているかもしれません。
小さなものから一つずつでも、「オリジナ流」を生み出していければなぁと。