イギリス VS スイス …♪ | Nonno+猫..Cutしてます♪

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思えば・・幼少期から物作りやお絵描き三昧。
保護猫アビィとヴィヴィアンと暮らし、
2匹の猫団子を見るのが夢となる。

先週の火曜日、ちょいと早めに出勤すると
日本語の先生が新しい生徒さんと面談中。

市内のある外資系からの依頼で
長年に渡り日本語のレッスンを
されている。

現在 通っている女性の部長さん
3年の任期を終える来年の3月に
スイスへ帰国になるので
今回 来日したての男性が
日本語を習いに来る事になったらしい。

スイスではドイツ語、フランス語、イタリア語そして
数パーセントのロマンシュ語。

その為、彼女の職場ではドイツ語、フランス語と
英語。ドイツ本社とはドイツ語、フランス支社とは
フランス語。日本では英語になり、現場では
日本語をちょっと話す為 練習になるが
職場の人たちの日本語とテキストの日本語の違いを
理解するまで大変だったと言っていた。

彼女の英語はジャーマンイングリッシュで
所々にドイツ語のアクセントが程よくはいるが、
今回の男性 かなりジャーマンアクセントが強い。

イギリスで同じクラスだったドイツ人の
クラスメイトを思い出した。

彼は習いたての日本語で
「わたしは〇〇と申します。
どうぞ 宜しくお願いいたします」
と丁寧な日本語で挨拶をしてくれた。

今週も出勤をすると
すでにレッスンがはじまっていた。
彼は中国に赴任をしていたそうで
後半 数字の練習をしていた際
彼は中国語と日本語の共通点を
発見したらしく喜んでいた。

しばらくすると イギリス人のDさんが出勤。
初めての挨拶を日本語で交わしていた。

挨拶が終わり サッカーの話題に。

スイス人の部長さんは「試合は夜中だし
翌日は仕事だから観てない」とコメント。

Dさん「僕は全部 観ているよ」

ス「えっ?!」と驚いた顔。

即座に私は「彼はイギリス人だから」と言った。

D「その通り!」




ここまでは 良かったのだが

ス「イギリスの試合はどうだった?」

D「なにも話したくない!」とうつむいてしまった。

あぁ~あっ!負けてしまったのか、、、。



日本では 男性がイギリス人だと
「イギリス紳士ね」とよく言う人がいるが
それは"逸話”と声を大にして良いたくなるし
言われた本人達も「日本では紳士と言われる!」
と不思議そうであったが悪い気はしてなかったようだ。


サッカーのリーグ中やワールドカップ中
自分の好きなチームやイギリスが負けると
「この世の終わりかぃ?!」
ってぐらいに生気を失う。

家庭にPCがそんなに普及がしてなかった時
私の元パートナーはワールドカップの試合中
「国際電話には出ないで!」と言い
ちょいと厚めの紙に「サッカーの結果は言うな!」と
変なプラカードを手に職場へ向かっていった。

プラカードの効果で無事に笑顔で帰宅。
夕食を済ませ、数日前に購入をした
ユニオンジャックのバンダナを頭に巻き
満面の笑みで出かけて行った!

総勢10名のイギリス人が
10畳ワンルームに集結し
録画した試合を熱く観戦!
ってゆうか、メンバーを知っていただけに
暑苦しいとさえ感じた記憶がある。

数時間後に自転車の音が聞こえ
急いで玄関へ

ドアは開いたが姿がない..。

「Hello?!」

返答なし。

玄関の外にでると
ドアにへばりついて崩れていた。

げっ!負けたか!

何も言わず ベットルームに入り
うつぶせのまま身動きせず。

おいおい!そこまでなるかぃ。

「今は何も話したくない!
君にはこの気持ちはわからない!」

そのまま放置をした。
数日後、他のメンバーの相方と話す機会があった

その中の一人は 朝まで家に帰宅をせず
「無事に帰ってきただけでも良かった!良かった!

しかし「君たちの気持ちこそ わからないわぁ!」
と二人で爆笑した。


ある夏の事。ホームスティ先の庭でぼ~としていると
連続で「わぁ~~!!!!」と普段聞かない音が聞こえてきた。

「なんか変な音がする」と伝えると
ここから車で10分ほどの場所に
地元のサッカー場があり
今日は試合なんだよ。と聞かされた。

数日後、ロンドンへ行かず、ブライトンへ買い物へいき
ブライトンからバスで帰宅する事にした,,が大間違い!
出がけに「きょうは試合があるからね」と言われた意味など
まったく理解せず乗ってしまった…。

そのバスはサッカー場の横を通過するのであるが
早くも大渋滞。

もう、試合は終わっているのにどうしたんだか..?!

数十分後に原因判明!


大声をあげなから試合に負けたサポーターと
勝ったサポーターが
道路までながれこみ 暴動の様な光景。
通りのパブには人があふれ
テラスなど見えない状態。
ってか 道路も見えなった。

日本人よ!この状態をみても
イギリス紳士と言い切れるか!と思ったほどだ。

あれから数十年。
日本でも海外と同様にサッカー熱があがり
先日ニュースで、前回のワールドカップの際に
スクランブ交差点に入ってしまったタクシーが
サポーターに囲まれ、車を上に乗られたり
立ち往生し、恐怖だったと!と当時の事を
語っていた。

そこまで熱中できる物があるのは
うらやましい限りだが
他人に迷惑をかけず
怪我のないように気をつけましょう!

さぁ、これは1ヶ月 続くのか..。

あと3日で夏休み
試合の結果を気にかけないで良さそうであるface4




ここまで読んでくださった方。
最後までありがとうございます。

Nonno