東日本大震災から、今日で10年。

テレビや新聞で当時のことを振り返った記事を読むと、私自身もあの日のことを鮮明に思い出します。

 

10年前、職場の関係機関が青森にあったので、地震直後に一報が入りました。

テレビをつけると、信じられないような光景が映り、幼馴染が嫁いだ先が津波の被害に遭っていることを知って、血の気が引いたっけ…。

慌てて電話やメールをしたものの連絡が取れず、安否確認ができたのは3日後。

無事だった幼馴染はそれから一週間後に、地元に避難をしてきましたが、震災のことはなかなか聞けなかったのを覚えてます。

聞いたらいけないような気もしてました。

 

そして10年。

今年、私は大きな被害が出たところに住む人の許に行こうと思ってます。

「災害のあった街で暮らしていく覚悟はある?」と彼に聞かれた時には、一瞬戸惑ったけど、今日改めて気持ちが固まりました。

火山列島の日本は、どこにいても、いつ震災に巻き込まれるかわからない。

だからこそ、大切な人のそばで暮らしたいし、ちゃんと「もしも」に備えなきゃと、強く感じました。