持ちこたえて、日本! | nciku非公式ブログ――--北京つれづれ日記

持ちこたえて、日本!

こんにちは。

Sasha@nciku.jpです。

金曜午後、日本で地震があったことはチラッとニュースで見たものの、当時ほかの事を
していたので、それほど大きな地震とも考えずにそのままにしていました。
夜帰宅してから、地震の規模を知って唖然。

スカイプアウトで関西の実家、福島の祖父母、東京の身内などに連絡しましたが
電話は繋がらず。母へのメールにようやく返信があり、ひとまず安心しましたが、
福島の祖父母とは連絡が取れない状態。海側ではなく山の中なので、おそらく命までに別状は
ないだろうと思ったものの、年寄り二人過疎の村にいることを思うとやはり不安は拭えず、
徹夜で地震関連のニュースを追い続けました。

翌朝、祖父母は無事避難所までたどり着けたことを知りましたが、福島原発からは40キロの
距離。まだまだ安心はできません。時間が経つにつれて被害の規模も大きくなり、
気が重くなりますが、日本人の一人として、この最大の危機を乗り越えられるよう、
一人ひとりの智慧と底力を信じ祈っているところです。

北京に居てただ見守ることしか出来ないのがもどかしいですが、まずは事態が落ち着くことを
祈り、それから自分のできること、募金活動など考えて行きたいと思っています。

こちら中国でも日本の地震には多くの注目が集まっており、この二日は携帯がなりっぱなしで
中国人の友人たちからお見舞いの言葉をかけてもらいました。

過去に色々なことがあって一筋縄ではいかない日中関係ですが、現在は報道も民衆も、
四川大地震で真っ先に駆けつけてくれた日本救援隊に今度はこちらが駆けつける番、と
いう言葉を多く耳にします。
そして、あれだけの大きな地震でありながら、それに耐えた家屋構造、冷静さを失わない
日本人の姿に賞賛の声も絶えません。

この未曾有の危機に日本人は耐えうると信じています。
私も不安でいっぱいですが、頑張りましょう。

犠牲者の方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。
そして今も救助を待つ方々に一刻も早く救いの手が届きますように。
まだ余震も続いていると聞きます。みなさまどうぞご注意ください。