第3話 イカレた仲間に愛をこめて 前編
ダイイチロウ、俺、腹減ったわ。お前はどうだ?」<br />
「へってねぇよ。あとで何か食って帰るか?」<br />
「ミズマは、まだ時間かかるはずだから、今の内に食べないか」<br />
</p>
<p>「・・・・・・頭の検査とかするのかな?」<br />
「いや、頭の検査は後日だな。</p>
<p>でも1時間はかかるから、スマル亭に行こう」<br />
</p>
<p>「スマル亭は、近くにねぇからさ、コンビニで弁当にしねぇか?」<br />
「俺は、桜エビとシラスの天婦羅を二枚いれたうどんが食べたいんだ。」<br />
</p>
<p>「・・・わかんねぇけど、待ってやろうぜ」<br />
「待つさ。食べてから待てば、あいつが病院出る時に直ぐ帰れるだろう」<br />
「いや、ここで待つよ・・タク、仲間って何だろうな?」</p>
<br />
<p>「まじめな話か?」</p>
<p>「そりゃ、まじめな話さ」</p>
<br />
<p>「仲間はな、自分の鏡だ。仲間がイカシてりゃ、そいつもイカシてる。</p>
<p>仲間がイカレてりゃ、そいつもイカレてる」</p>
<br />
<p>「なるほどな、タク、スマル亭、本当に行きたいのか?」</p>
<p>「もちろんだ。あと30分は、診察が終わらないという自信があるからな」</p>
<br />
<p>「お前もイカレてるってことは、俺は?」</p>
<p>「ざぶとん持って、パンチ、キックのコンビネーション練習をしている時から、</p>
<p>俺達はイカレているんだ。お前も俺も、もちろんイカレてる」</p>
<br />
<p>「あの時は、タクとアレよくやってたな」</p>
<p>「暇だったからな、それに必死だった。お前の単車の直管がうるせぇから」</p>
<p>「直管じゃなくて、フィッシュテールな」</p>
<br />
<p>俺には、俺の生きる場所がある。</p>
<p>こいつらや千秋といたい時もあれば、松田といたい時もある。</p>
<p>彼女といたい時もあれば、他の女といたい時もある。</p>
<br />
<p>俺の仲間は誰で、俺の鏡は誰だ。誰だ。</p>
<br />
<p>考えると頭は痛むが、それより腹がへる。</p>
「ダイイチロウ、俺、腹減ったわ。お前はどうだ?」
「へってねぇよ。あとで何か食って帰るか?」
「ミズマは、まだ時間かかるはずだから、今の内に食べないか」
「・・・・・・頭の検査とかするのかな?」
「いや、頭の検査は後日だな。
でも1時間はかかるから、スマル亭に行こう」
「スマル亭は、近くにねぇからさ、コンビニで弁当にしねぇか?」
「俺は、桜エビとシラスの天婦羅を二枚いれたうどんが食べたいんだ。」
「・・・わかんねぇけど、待ってやろうぜ」
「待つさ。食べてから待てば、あいつが病院出る時に直ぐ帰れるだろう」
「いや、ここで待つよ・・タク、仲間って何だろうな?」
「まじめな話か?」
「そりゃ、まじめな話さ」
「仲間はな、自分の鏡だ。仲間がイカシてりゃ、そいつもイカシてる。
仲間がイカレてりゃ、そいつもイカレてる」
「なるほどな、タク、スマル亭、本当に行きたいのか?」
「もちろんだ。あと30分は、診察が終わらないという自信があるからな」
「お前もイカレてるってことは、俺は?」
「ざぶとん持って、パンチ、キックのコンビネーション練習をしている時から、
俺達はイカレているんだ。お前も俺も、もちろんイカレてる」
「あの時は、タクとアレよくやってたな」
「暇だったからな、それに必死だった。お前の単車の直管がうるせぇから」
「直管じゃなくて、フィッシュテールな」
俺には、俺の生きる場所がある。
こいつらや千秋といたい時もあれば、松田といたい時もある。
彼女といたい時もあれば、他の女といたい時もある。
俺の仲間は誰で、俺の鏡は誰だ。誰だ。
考えると頭は痛むが、それより腹がへる。


