こんにちは。
今日は、システム監査技術者試験 午後Ⅰについてです。
今週から過去問を解き始めました。
改めて気がついたことを幾つ書いてみました。
問題文は短いが、解答文字数は長い
システム監査 午後Ⅰの問題文は設問と合わせて4ページです。
正確には、問題文が3.5ページ、設問が0.5ページです。
他の試験区分と比較すると問題文のページ数が少ないです。
一方で、設問で問われる解答の文字数がやたらと長いのがシステム監査です。
例えば、R03 問1はこんな感じです。
設問1 ア 50文字以内で答えよ。
設問2 イ 45文字以内で答えよ。
ウ 45文字以内で答えよ。
設問3 30字以内で答えよ。
設問4 40字以内で答えよ、
他の試験区分では、「50文字以内で答えよ。」という設問はほとんど出てきません。
これって、システム監査監査 午後Ⅰの特徴でしょう。
なぜ、解答の文字数が多いのでしょうか。
私の勝手な推測ですが、システム監査技術者試験 午後Ⅰでは、監査手続を解答させる設問が多いことに原因があると考えています。
監査手続を表現するには文字数が必要
監査手続を解答するときは、「何をどのように確認するのか」を具体的に説明します。
単純に
議事録を確かめる(8文字)
と記述では具体性に欠けます。
R03システム監査 午後Ⅰ 問1 設問1の解答例では、具体的な監査手続が表現されています。(IPA 解答例を引用)
経営会議などの議事録を閲覧し、経営層によって十分に審議され、承認されているかを確かめる。(44文字)
また、問題文から引用された言葉を突合、照会するとこんな感じです。
経営会議などの議事録を閲覧し、経営層によって十分に審議され、承認されているかを確かめる。(44文字)
可能な限り問題文の言葉を使って解答例が組み立てられているのがわかります。
解答文字数が長いから自由度が高いと思わずに、問題文の言葉を慎重に抜き取り具体的な文章を組み立てる作業が必要あるのです。
まあ、わかっているけど、制限時間内でIPAの解答例みたいな文章を制限文字数以内で組み立てるのって結構難しいんですよねー。
だから合格率が低いんだろうなー。
ぶつぶつ。(笑)
さて、次の過去問を解くとするか。(笑)
ではでは。