ガンマ第3号宇宙大作戦 中古品 トイ もうこれが最後かな… | NCC1701のブログ

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プラモデルや合金トイ、ミニカーなど趣味を紹介しています。

サイボーグジャガーも入手して
中古品のトイもプラモデルも最後かな…これで 中古品をチェックすることもないのでヤフオクのアプリも削除しようかと思ったのですが…自分の持ち物の現在の価値なんかを知るのには 入れてもおきたいような… 別にどうでもいいような、


心に刺さっているものは…残るは超レア品な高額取引商品だけ

もうプラモデルではなく美術品みたいなものですかねぇ 魔神バンダーなんて150万円(ー ー;)

これは財宝とかのレベルでして

私の欲しいといいますか、作りたい!
一品もこの類ですよ

ミドリという会社の ロケット戦車
1986年代のプラモデルですよ 51年前のもの

ゼンマイのは持っていたのですがモーターのが欲しくてほしくて、重心バランスの悪いデザインなのでモーターと電池などの重みでバランスがとれているんですがゼンマイですと頭が重すぎての問題ありで(おもりをいれればいいだけですが)頭を支える補助輪が付いていて 比較するとゼンマイ版は非常に格好が悪いのです。

モーター版は 格納庫のタラップも下げれて 掘削機も収納できたりします。

これがレア品らしくて未組みなものは運がよければ40万円程度で手に入るとか

もはやプラモデルの価格ではないので購入は無理なんですが

取引されている方々は、ほんとにこの映画が好きなんですか? それとは別な価値があるのでしょうかね 数が少ない ほとんど無いとはいえ、40万以上ですから

ジャンク品で1万円が限界かな…未組みでしたら購入できない 保管しておきたいとも思えない 投資でしたらもっと確実なものを買いますよ^_^

若い人は知らない人も多いでしょうから
ちっと 説明を 映画 それも 深作作品です 日本特撮映画なのに 役者は日本人皆無 これだけでも凄い

ガンマ第3号宇宙大作戦
Huluで配信されていますので気になる方はぜひ… スターウォーズよりも前の作品ですが 前半はアルマゲドン 後半はエイリアン と時代先取り映画なんです

妖星ゴラス的な 地球激突コースの巨大な隕石を破壊しにいくミッションがあり
その作戦の要なのが ロケット戦車 というわけです。

ガンマ第3号というのは宇宙ステーションの名前 そこからフローラという名の巨大な隕石を破壊しにいきます。

ちなみに1968年の映画でして
ウルトラセブンが終わり怪奇大作戦が放映開始されたり マイティジャックという1時間ものの特撮番組が放映されていました。
映画では 2001年宇宙の旅が公開された年で これと比較されるのは辛いですけどね… 日本映画なのに外人さんしか出てこない意欲作 当然海外展開も 映画のタイトルは ザ グリーンスライム … 絶対に見たくない映画タイトルでしたが

洒落た主題歌まで付いていて海外版が別モンみたいな…

より詳しい予告(予告で全部わかってしまうのでは)

肝心なロケット戦車
映画だけあって噴煙の火力は結構な迫力ですが…宇宙なのに煙は上に上がっていくという正しい日本の特撮が嬉しいですね
映画館で見たんですよ 目が離せませんでした
噴煙炎のスイッチ用の二クロム線か何かを上から垂らしているのか 電圧をかけたので線から煙が出ています(模型の斜め上の二本の煙)
劇中とても気になります
宇宙船の着陸シーンとしては東映映画での最高傑作ですよ 大迫力なのは私がプロジェクターで見ているからかな
サンダーバード2号なみな噴煙ですが…日本特撮のバーナーみたいな細い炎が 国産特撮エンジンだなぁ と
格納庫のタラップを下ろして、惑星爆破用の掘削機を出しているシーン
手前の岩が邪魔ですよ、メカの見せ場なのに

地球からは計算にミスがあったとかで爆発の時間を前倒しにしろと

時間がないとハラハラしている司令官に対して 情報が正しく伝わっていないので隕石探索とかしている呑気な乗員がいたりして… 見ているほうがハラハラする
(変なスライムを見つけた乗員がいて、それが後々大変なことになるのです)

爆弾をセットして 時間がないぞ!
エンジン全開! エンジンを全開にしないと爆発に巻き込まれてしまうというのに

その情報が正しく乗員に伝わっていない
知らないが故に呑気な乗員に対して 1人だけ時間が無いとハラハラしている司令官

なのでエンジン全開と司令官が言っているのに、限界ですよと ちこっとしかスピードを上げないパイロット…

危ないですよという乗員の声を無視して 結局は司令官みずから手を伸ばしてスロットルを全開に どかーん その急加速の衝撃で 司令官は吹っ飛ばされて怪我をする

司令官はまたそこで 電磁シールドをオンにしないと爆発で吹き飛んだ隕石の破片から船体を守れないことを思い出す

電磁シールドを入れろ と命令するのですが…
そんな大事な装置なのに、手の届きにくいとこにスイッチがあって 凄いGで前屈みの姿勢をとれないパイロットが手を伸ばしてもスイッチに指が届かない

そこで司令官は超人的な体力でGを振り切り スイッチを押して 隕石が大爆発
シールドで守られているので破片が当たっても問題無し!

全員無事に帰還して 作戦成功!

この司令官が凄いのかダメなのかよくわからない 今見ると危機感の作り方がかなり雑でコントみたいなんですが…子供の頃は真剣にみていたなぁ

ロケット戦車の活躍はこれだけなのですが、最高に カッコいい

プラモデルは探しまくりましたよ
ゼンマイ仕掛けのプラモデルはなんとか手に入れましたけどね モーターで動くのが欲しかった

映画作品は人気も知名度も無く 当然これだって価値を感じる人なんか極小数だとは思うのですが… 中古品プラモデル市場では…

こればっかりはねぇ ジャンク品ですら高額な幻の一品です

このような 知る人ぞ知る みたいなものも交えてのビークルモデルのシリーズ展開 どこぞでねぇ シリーズ展開でも無ければ難しいですからね

月刊SFビークルを作るなんて夢のような企画 どこかで通して頂きたいものですよ

まぁ このロケット戦車と

あと作ってみたいものは
ワイルド7の 7トレーラー
友達が持っていて、欲しかったなぁ
小さなバイクが特に 当時としてはよく出来ていたんですよね

売っているとこを見たことがない
飛葉ちゃんの750とか両国のサイドカーはずいぶん長いこと売れ残っていていまでもオークションとかで入手可能なんですが…トレーラーは まずみないですね

ワイルド7の後に アクト9シリーズとしてアオシマのオリジナルプラモデルになったらしいのですが…これも見たことがないですよ

心に刺さっているのは

これぐらいかなぁ

なければないであきらめもつくので、ね

あくまでも作りたい ものなので
未組みの資産価値みたいな付加価値が付いてしまうと ダメだなぁ 何万円とか何十万円? これは 作れない


と、いうことで 中古品購入は
これで最後です。

自分に! お疲れ様でした!
よくやった、がんばった