嘘がまかり通っているのは、内科や精神科ばかりではない。整形外科も同じようだ。
長らく市中病院で整形外科医をしておられた坂井学先生は、西洋医学の矛盾に気付いた。
膝や腰が痛い、と整形外科を受診する患者。MRIを撮れば、何の異常がないことも多い。
逆に、軟骨が磨滅してほとんどないのに、痛みもなしに普通に暮らしている人もいる。MRI所見では神経が圧迫されているはずなのに、普通にスポーツをしている人もいる。
一体、どういうことだろう?
この矛盾は、しかし坂井先生だけが気付いているのではない。
整形外科医なら、ほとんど全員がこの事実に気付いている。ただ、誰も深く追求しないだけである。

先生は、ある治療手技との出会いから、『かたち』よりも『はたらき』なのだ、と気付き、さらに、『エネルギーの流れ』の重要性を認識し、この知見を実臨床に生かすようになった。
具体的には、たとえば、「温める」ことである。
このあたりは、坂井先生の著書『「体を温める」とすべての痛みが消える―腰痛、ひざ痛、股関節痛、間欠性跛行が治った!』(坂井学 著)を参考にして頂きたい。

先生は、西洋医学の矛盾に次第に耐えがたくなり、あるときついに、安定した勤務医の身分を捨てて開業を決意した。

 

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