ウェストン・プライス博士は二十代で歯科医院を開業した。
虫歯や歯周病に苦しむ人々がひっきりなしに博士の医院を訪れ、彼の前で口を開いて見せた。
経営はすこぶる順調だった。しかし博士はこの状況を喜ばなかった。
「患者が多すぎる。一体人間というものは、生来こんなに簡単に虫歯になるものなのか。
我々の現代文明には、何か大きな間違いがあるのではないだろうか」

1925年、プライス博士は思い立って、妻とともに世界一周の旅に出た。
無論、観光のためではない。現代文明と接点を持たない原住民族の歯の健康を調べることが、彼の目的だった。

 

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