CKとは何か?
ブランド好きの女性にとってはカルバンクライン。
サッカーファンにとってはコーナーキック。
僕にはとっては、クレアチンキナーゼ(creatine kinase ;CK)である。
採血項目によく見るCKだけど、一体何を意味しているのだろうか?
「何とかアーゼ、は酵素」ということは小学校の理科で習っただろう。
「デンプンに作用してグルコースにするのがアミラーゼ」
「脂質を分解して脂肪酸とグリセリンにするのがリパーゼ」という類である。
これにならっていうと、CKは「クレアチンに作用してリン酸クレアチンとADPを作る酵素」である。
この反応は可逆的、つまり、リン酸クレアチンとADPからエネルギー(ATP)を生み出すことができるため、リン酸クレアチンは体内各所でエネルギー貯蔵庫として働いている。
このあたりの生理学はなかなかおもしろいところだけど、ここでは深く立ち入らない。
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