直巻スプリングの上側に、ニードルスラストトベアリング、製品名「スラスト 針状ころ軸受」をセット。
もちろんワッシャーでサンドイッチ。
これを上下に入れるヒトもいるようですが、ワタクシ的には片方に入れれば十分と判断した。
ベアリングユニット部分の厚みは5ミリ弱。
あっ、これはアッパー逆さまね。
ベアリングなので当然潤滑が必要なのだが、安易にグリスなんかを入れると、ベチョベチョになって砂やらゴミやら巻き込んで“ハナ○ソ”になっちゃうからね。アッサリ系が欲しい。
在庫をいろいろ漁ったら、チャリンコ・バイク用のチェンルブが出てきたのでこれを使用。かなり“サラサラ”なんで。しかも透明。
まぁ、それでも定期的なメンテナンスは必要になってくるわね。
そして、
10ヶ月、1万キロほど走行後のMAQS直巻スプリング(ID70 200 8k)。左側。
全くヘタリなし。っというか、、、、伸びてる? まぁ、製造誤差でしょう。右側はピッタシ200ミリ。
同じくヘタリは無し。個人的には一時期、ヘタリ疑惑のあったメーカーだが、問題ないみたい。良い製品です。
さて、近所を30キロほど試走の結果。
“素晴らしい!”の一言。
フリクションから開放されたスプリングが本来の仕事をしている感じ。有料道路に続く一般道、ちょっとした橋梁のズレめの金属製継ぎ目。いつもはアクセル抜いて通過しても、顔をしかめるくらいボディが震えるが、改修後の脚だと“フツー”にイケる。
ステアリングがどっしりと落ち着き、路面状況に左右されない安定感。
これはもう、ベアリングを入れない理由は無いでしょ!? 耐久性は未知数だし、もうすぐ10万キロな今日この頃。