「ありがとうございました～」

医療者のためのコミュニケーション講座　主催の吉良です。



何気ない言葉でも。
なんだか自分に向かって言われている感じの時と。
そうではなく、何となく音のように感じるときと。



例えば。
お店で帰り際に言われる、「ありがとうございました～。」


うわべだなぁ～っていう風に感じるときと。
おお、なんだかすごく丁寧だなぁ、と感じるときと。

経験があると思うのです。




どういう時に、自分のために言われているように感じるのか。
逆にそうでないのか。



前回の、医療者向けの講座の中では、これをつかむワークを行いました。

自分の言葉が、どういう時に相手に伝わるのか。
やり方なのか。
状態なのか。
それとも・・・


ワークが始まったころに全然わからない…とこぼしていた受講生も、ワークが進むうちに、その感覚をつかめていました。





例えば。
歯医者さんへ行って、『お痛みありませんか？』の一言が。
実際には、相手に伝わっているのか。
それとも、うわべだけの事務的な聴き方だなぁと感じられてしまうのか。


患者さんにはわかってしまっていると思うのです。
うわべだけの作業的に扱われているのか。
親身になって対応してくれているのか。

そこの部分で、通院してもいいところと、そうでないところと。
差ができてしまうのかなぁと。