医療者のコミュニケーション講座 主催の吉良信史です。


昨日は、連続講座、1回目。
体験講座とは違って、連続でやる意義がビシバシ講座の中に表れていました。


昨日の課題は、『聴く』。

このブログでも、何回か取り上げていたりします。
『ただ聴く』
『ただ聴くことで』



何回も取り上げられるということは、それだけ重要だということ。

実際私自身が体験できた。



このブログに書くくらいなので、ただ聴くことも、浅いところではできている。

そして昨日の講座の初めに。
講師の藤田さんから出た言葉は、

『今回は、今までの聴くをさらに深めていこうと思います。』


そして。
実際に講座が始まり。

何回かワークを行って。
最初は、聴いていながら感情が出てきてしまったらい。
聴かなきゃ、という感情が出てしまったい。
感情を横に置くんだよね、という、感情が湧いて来たり。

なるほど・・・普段やっているつもりでも、よくよく見てみると、意外と浅いのかも。



ただ、最後の方で。

一気に変わった瞬間があって。


自分では今まで通りのことをしただけだったのだけど。

全くちがう。




感情が湧いてこない。
そして、相手のことが素晴らしくクリアに見える。
相手の言いたいことが手に取るように分かり。

感情がなにもわかないのにもかかわらず、一体感がすごく増して。

今までにないくらい、何か温かいものを感じて。



今までにも、『ただ聴く』ワークは、何回かしてきたけれど。
自分の中で、ここまで変化を創ったことはなかった。




これは本当に素晴らしい。

患者さんに対してできたら、きっと患者さんの本当にいいたいこと、気になっていることが、手に取るように分かるし、それが瞬時に変わったりするのかもと。

そして、医療者間では。
一つのものを目指すチーム、パートナーとして、しっかりとした連携・一体感、一人の患者さんのために、離れていても一緒にサポートできるような。


そういう強いものを創りだすことができるのかもと実感した。




改めて。
コミュニケーションのセンス・質を磨くことは、とても大切だなぁと感じた。



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6月27日(日) 10:30から。
今度は、『患者さんの思いを引き出し、治療効果を上げるコミュニケーション講座』を開催します。

詳しくは、Clear CommunicationのHPまで。
講師の藤田の動画も見られます。