気づけば、今年も終わりが近づいてきました。
忙しさに追われながらも、なんとかここまで走ってきた一年だった、
そんな方も多いのではないでしょうか。
私は今年、さまざまな立場の経営者や現場の方と関わる中で、
数字や戦略とは別のところにある
「うまくいく人・組織に共通するもの」を、何度も目にしました。
今日は、
今年最後のブログとして、
その中から 「ちょっとためになる話」 をひとつだけ書いてみたいと思います。
うまくいかない原因は、だいたい「能力」ではない
経営相談や組織の話をしていると、
よく聞く言葉があります。
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「人が育たない」
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「思うように動いてくれない」
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「ミスが減らない」
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「同じところでつまずく」
多くの場合、
その原因を「スキル不足」「経験不足」「人材の質」に求めがちです。
でも、今年いろいろな現場を見てきて、
はっきり感じたことがあります。
問題の多くは、能力ではなく“仕組み”と“向き合い方”にある。
うまくいっている現場に共通していた、たった一つのこと
今年関わった中で、
比較的スムーズに回っていた組織には、ある共通点がありました。
それは、
「完璧を求めていない」
ということです。
・最初から正解を求めない
・ミスが出る前提で動いている
・分からないことを聞ける空気がある
・早めに共有することが評価される
こうした環境では、人は意外なほど早く成長します。
逆に、
・最初からできて当たり前
・失敗すると責められる
・報告が遅れると怒られる
こうした空気の中では、優秀な人ほど黙り、動かなくなっていく。
これは、会社でも、家庭でも、同じだと感じています。
「正解を教える」より、「迷っていい場所をつくる」
今年学んだ一つの大きな気づきは、
人は、正解を教えられて伸びるのではなく、
迷ってもいい場所があるときに伸びる
ということです。
これは経営でも、仕事でも、暮らしでも同じ。
・すぐ答えを出さなくていい
・考えている途中を共有していい
・途中経過を話していい
そういう余白があると、人も組織も、自然と前に進みます。
年末だからこそ、少しだけ振り返ってみる
今年一年を振り返って、
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「厳しくしすぎていなかったか」
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「結果ばかりを急いでいなかったか」
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「余白を奪っていなかったか」
そんな問いを、自分自身にも投げかけています。
完璧な一年である必要はありません。
でも、来年を少しだけ良くするヒントが一つ見つかれば、それで十分だと思います。
来年に向けて
来年もきっと、簡単な年にはならないでしょう。
でも、
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正しいことを積み重ねる
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人を信じる
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仕組みで支える
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急がず、でも止まらない
そんな姿勢を忘れなければ、少しずつでも前に進めるはずです。
お知らせ・取り組みについて
今年も多くのご縁に支えられ、経営・ものづくり・暮らしに向き合う一年となりました。
最後に、現在取り組んでいる活動を簡単にご紹介させてください。
■ レスキュル株式会社
経営・財務を軸に、
中小企業や成長企業の伴走支援を行っています。
数字だけを見るのではなく、
「人が育ち、組織が続く仕組みづくり」を大切にしています。
■ ATELIER SAZANCA(アトリエサザンカ)
「時間を大切にする」という想いから生まれた、
手づくり腕時計のブランドです。
素材の個性と職人の手仕事を活かし、
長く使い続けられるものづくりを行っています。
手作り腕時計ATELIER SAZANCA | 手作りの味を楽しむ唯一無二の手作り腕時計ブランド
■ SAZANCA HOME
暮らしの中で使われ続ける家具を届けたい、
そんな想いからスタートした家具ブランドです。
流行ではなく、時間とともに価値が深まることを大切にしています。
SAZANCA HOME|職人の技術でつくられた家具・インテリアのオンラインストア
それぞれ形は違いますが、根底にあるのは
「正しい姿勢で、良いものを積み重ねていく」という共通の考え方です。
来年も、経営と暮らしの両面から、少しでも前向きな変化を生む仕事を続けていきたいと思います。
改めて、今年一年ありがとうございました。
どうぞ良い年末をお迎えください。
