工具ってなんだか魅力的なんだが・・

 2021年末から、放置したままでした。

 

 どうも、何を書き綴るか思いつかないまま、日が過ぎて・・・

 

 私の幾つかの趣味の中に釣りがあります。

 それについては、釣りSNSで過去にブログを書いていたのですが、

釣行頻度の減少と共に、現在はほぼ放置状態。ガーン

 まぁ、釣りに関するブログを書く場合は、釣りSNSに書くと

決めていますので、書くなら他の事をと・・・

 ちょっとした事なら X (旧 Twitter)で事足りますし、逆に

内容をしっかり書こうと思うと、字数制限がある X では

物足りませんので、釣り以外の話題を雑記的に書いていこうかと

考えて、Amebaに登録したものの、これといった題材を思いつかずに

現在に至っている次第です。

 書いてみたところで、どれだけの方の目に留まるかは、全く未知数

なんですけれどね。

 

 さて、今年に入って、比較的安価なクロスバイクを購入しました。

クロスバイクとは、ロードバイクやマウンテンバイクと、ママチャリの

中間的な位置づけのスポーツ自転車です。

 ロードバイクやマウンテンバイクのようにガチではありませんので、

気軽にスポーツライク・ライドを楽しめるのが良いところですね。

 一応、スポーツバイクの端くれではありますので、乗るからには、

メンテナンスもしっかりやりたいところです。

 今まで、車やオートバイに関しては、自分の出来る範囲で、

自らメンテナンスを行ってきましたので、このクロスバイクも

自転車屋さんに頼ることなくメンテナンスをやっていこうと

考えました。

 そう考えたところですが、色々調べてみると、自転車の

メンテナンスに使用する工具は、自動車やオートバイ用の工具

では、ゴツくて使えないモノが意外と多いうえに、部品点数が

少ない割には、特殊工具が必要だったりする事が分かりました。

 そこそこ手持ちの工具はあったのですが、新たに用意しなければ

いけない必要が出てきてしまい、それらを物色していくうちに、以前から

もっていた工具に対するだわりが再燃し、軽く「工具沼」にはまっている

現状です。

 そういう経緯から、全く素人目線ではありますが、自分の工具に

対するこだわりや工具の特徴などをブログを通じて興味を持たれた方に

伝える事ができたらなぁ・・・

 それ程膨大な工具を所有しているわけではありませんので、すぐに

ネタ切れになるかもしれませんが、間に雑記なども挟みつつ書いて

いけたらと思っています。ニコニコ

 

と、前置きがとんでもなく長くなりましたが・・・絶望

 

今回は、

四角グリーンヘキサゴン・レンチ

 

ヘキサゴン・レンチとは・・・

 

頭部にあたる部分に六角形の穴が開いたボルト。

 自転車には、このタイプのボルトで、

六角形穴の径が3mm、4mm、5mmのものが多く

使用されています。(中にはもっと径の大きいものも)

 通常のボルトに比べて、頭部がコンパクトにできる事、

そして、+ネジや-ネジのようにトルクをかけた際に

ネジ山をなめたりし難いために採用されているのだと

考えられます。

 そして、このボルトを締めたり緩めたりする際に使用する

工具が、今回ご紹介する「ヘキサゴン・レンチ」です。

レンチの軸の形状が六角形なので「六角レンチ」、

また「アーレンキー」とも呼ばれています。

 

 

私が今まで愛用しているヘキサゴン・レンチは、

 

1873年スイスで創業された「PB SWISS TOOLS」社

(創業者Paul BaumannさんのイニシャルからPBとネーミングされています)

PB SWISS TOOLS

のヘキサゴン・レンチ

PB212H8

これは、昔のモデルなので、ホルダーの色が青ですが、

現行モデルのホルダーの色は赤です。

 

L字型形状のヘキサゴンレンチで、

軸の強度が高く、しっかりした作りをしています。

L字型の長い方の先端は、ボールポイントと言って、

多少角度を付けてもボルトを回せるようになっていますが、

こちらは、ボルト穴との接点が浅くなる為に、

本締めには向きません。

本締めは、短い方の先端をボルトの穴に差し込んで行います。

先端が、六角形なのが分かりますね。

 

凄く良く出来たヘキサゴン・レンチなのですが、

ボルトを回す際、レンチの振り幅が狭い場所で作業する時は、

ボルトの六角穴に差し替えながらボルトを回す必要がありますので、

少し手間がかかります。

 

ドライバーと同じ要領でグリップを握って、クルクルと

回す事ができればいいのですが、ドライバーのようなグリップだと

例えグリップを強く握り込んでも、強いトルクをかけるには

限界があります。

 

そんな、場合はこれ!!

これは、

1950年日本の京都で創業された「KTC」(京都機械工具)

KTC 京都機械工具株式会社オフィシャルサイト

の、T字型ヘキサゴン・レンチ

 

 青いグリップ部分を握ってクルクル回す事が出来ますし、

トルクも、しっかりかけられます。

 ただ、グリップ部分を握り、反対側の手の指先を、

軸部分に添えて回すのですが、軸の形状が、先端から根本まで

六角形になっていますので、レンチを回す際に、添えた方の指に

六角形の角部分が当たり、ちょっと不快なんです。

 

このレンチは、長く使ってきましたので、

軸の部分に錆が出ています。

保管には注意しているんですけれどね。

 

そういう事で、

思い切って、T型ヘキサゴン・レンチを新調しました。

 

選んだのは、

1923年イタリアで創業された老舗工具メーカー「Beta」

Beta tools: professional and work's tools production (beta-tools.com)

(英語サイトです)

BETA WELL DONE - JAPANESE - YouTube

Betaは、スクーデリア・フェラーリのサポートをしていた事でも

有名ですね。

現在は、モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチームのサポートを

行なっています。

 

で、アイテムは、コレ

96Tシリーズ

コーポレート・カラーの鮮やかなオレンジ色が

工具チェストの中で目立つ存在です。

手の中にグリップが収まった感じはこうです

グリップは、硬めの樹脂ですが、ちょうど握りやすい

大きさと形状です。

実際にボルトの六角穴に差し込んでみると、

ホンの少しクリアランスがありますが、

問題のあるようなクリアランスではありません。

軸は、長い軸と短い軸で構成されていますが、

2本に分かれているわけではなく、

L字型をした一本の軸でグリップの中を通っていますから

強度も確保されています。

軸のしなり具合もちょうど良く使い易い印象です。

 

そして、肝心なココ

長い方、短い方、それぞれの軸の先端は、六角形ですが、

それ以外の軸部分は、ご覧の通り「丸」くなっています。

グリップを持った手の、反対側で添えた指先に

不快感はありません。

 

お値段は、それなりですが、

非常に良く出来ていて使い易いです。

多くのメジャーな自転車店の工具ハンガーに掛かって

いるのも納得ですね。

興味がある方にもお勧めできます。ウインク

 

と、長々ダラダラと書き綴ってきましたが、

如何だったでしょうか・・・

次の更新はいつになるか分かりませんが、

時間が出来て、気が向いたらまた

書こうと思います。

では、また。