職場内研修メモ


・DEM検査(詳細は別記)

 8歳・11歳の正常発達のお子さんのデモをビデオで見る.

 眼だけで追える.

 間違いが少ない.

 あとは計算の仕方.

 縦の追従と横の追従の意味について(縦のラインは言語機能,横のラインは運動的要素) 


 私見


 縦のラインが言語機能と関係しているというのは,日本語においてなのか???

 横のラインは運動的要素というと,すごくアバウトですが,人の説明なのでなんともわかりません.

 眼球運動自体は,上下方向と左右方向の支配領域(経路?)が違うという文献をよく見る

 そして,何らかの疾患の影響は左右方向の眼球運動の問題と関係しているという文献も見る

 

 あとは,英語圏で作られた検査(めっちゃアバウトあせる)なので,数字を英語読みにした時と日本語読みにした時の時間に違いがないのかという素朴な疑問(数字を読む時間で結果が出る.)



・文献抄録

視覚認知機能へのアプローチ(書字)

腹側路(形態認知)に比較して背側路(空間知覚)に問題がある児へのアプローチとして,色彩を用いるたという報告.

漢字も部位ごとに色を変えるのではなく,背景の色を変えると位置を認識しやすいので効果がある.


この文献の対象は遺伝性の疾患でしたが,実際SBの子に点結びでの図形模写を行う際に点に色を付けるとできた経験があるので,考察の部分とか参考になりました.こちらも,文献自体は読んでないので,これから読みたいと思います.


あと,症例報告


こちらも参考になりました.



話し方への対応

行動への対応


これもまとめられております。

期待しすぎると物足りないかもしれないですが…

自分は引き込まれず、客観的な視点を見失わず、必要以上に悲観的にならず…

大事だとは思いますが、直面した時にはなかなかどうして難しいかと…あせる


こういう医師が身近にいて相談に乗ってくれると心強いだろうと思います。


診断名がつかない程度のそういった要素を持っている人もたくさんいると思うし、

どこからがこの疾患ですって割り切れない部分もあるんだと思いますが。

著者が言っているように、興味があるってことは、自分の中にも近いものがあるってことかなってちょっと共感できます。

この本に限らず、症状の特徴とかが書かれてあると、なんか自分とかぶるところがあるかも…と思っちゃう。


類は友を呼ぶというのも、あながちあたってるのかな~


読みました。


境界性人格障害の人の実例を挙げながら、その特徴が書いてありました。

著者は、多くの症例を診てきて、きっとしっかりと対応されてきたのだろうなという様子がうかがえました。


特徴はいろんなところでまとめられてるのですが、対応を示していることはほとんどなくて、

そこは読む価値ありかと感じました。


行動特性に関して二者関係で明らかになる。3人以上いる場所では葛藤が起こるのは自然なこと。という記載がなるほど~と思いました。これは何にでもあてはまるよね。


けど、言葉の使い方とかもとてもわかりやすくすんなり入り込む内容でした~