約3年半続けた、客先常駐が終わった。

常駐を開始した頃にBlogを書かなかったことが悔やまれるが、

当時は大変だった。

 

大変だった。。。

 

だけど、今振り返ると、自分ひとりだけの問題だった。

自分が何とか仕事を出来るようになれば、

それで解決する、小さい問題だった。

 

その後、4名のメンバーを預かり、

リーダーシップやマネジメントをある程度やり切る前に、

現場を離れることになった。

 

ここからは、

その4名だけでなく、

さらに多くの人と関わりながら、

より幅広く仕事をしていくことになる。

 

今まで以上に、

自分を保つ必要がある。

自分を保ちながら、

リーダーシップやマネジメント、

そしてテクノロジーもこれまで通り学んでいく必要がある。

 

やることを絞り込めるか。

そのために、今までやってたことを誰かに渡せるか。

そして新しいことを始める余裕を作れるか。

自社に戻り、ある意味客先よりも複雑な人間関係に翻弄されずにいられるか。

メリハリつけた働き方が出来るか。

必要以上に出世しようとしないでいられるか。

本当に大事にすべき人を大事に出来るか。

適度にふざけていられるか。

必要無いところでも出来るフリをしてしまわないか。

時代の流れよりも、相手が本当に求めていることを汲み取りサポート出来るか。

その相手に刺激を受けながら、自分がなりたいものを見つけて向かっていけるか。

日々に忙殺されず、本質的なことに触れる機会を作り続けられるか。

自分や会社の利益よりも、本当に相手のためになることに気付き、言ってやれるか。

降格しても変わらずいられるか。

本質的な対話を定期的にしていけるか。

自分より器の大きい人間に出会っても、変わらずいられるか。

相手を利用しすぎないでいられるか。

利用されることを拒否しすぎないでいられるか。

本当に大事なことを目を見て言えるか。

びびっても土俵際で踏ん張り笑えるか。

 

 

どうなるかな。

まずは1年、自社でのスタンスを固めていこう。

音楽をやってた時と違って、作詞やライブで言葉をアウトプットしていない。
これが、あまり良くないのでは。

仕事ではアウトプットをしているものの、それはあくまで仕事のため。
ただ考えを整理するためだけのアウトプットが必要なのでは。

それをしないから、こうやって頭の中が混乱してしまうのかもしれない。

しばらく、Blogでアウトプットをしてみる。
日々の生活の中で、数え切れないくらいの選択をしている。
それが多すぎると、かなりしんどくなってくる。
詰め込みすぎると良くない、というのは、この「選択」を詰め込みすぎることでは。

選択するほどでもないことを、固定していくことが必要だ。
例えば、朝ご飯は米かパンか、など。
平日は米で固定。(嫁が許せば)



それともうひとつ。
例え相手に10まで伝わらなくてもいいから、5くらいで終わらせる習慣をつける。
10まで言うのは、言う方も聞く方も負担が大きい。

5言って、足りないなと感じたら6.7と増やしていけばいい。




1年9ヶ月ぶりに、ギターを触った。
自然と、曲を作ろうとしていた。

だけど、すぐに終わった。

こんな、先の見えないことを、よく長年続けられたものだと思ってしまった。

しかも、すぐに形に出来る訳ではない。
頭の中で組み立てて、練習して、音源にする訳でもなく、そのままライブで披露して。

こんな不確かなものを、よくあれだけの熱量でやれたものだ。



次にまた音楽を作る時は、その場で確実に形にしていく方法を取った方が良さそうだ。
パソコンを使うなどして。

そうでないと、作れない気がする。





そして、昨年、とある豪雨の日に水没してしまったSimple Voiceへ行った。

田野さん曰く、先日完全に撤去したそう。

つまり、跡地。

ただ、看板は残っていてホッとした。




ここで、不確かなことを何回もやり、何と無く確かなものが自分の中に出来たんだな。

何と無く確かな、っておかしな表現だけど、確かなものなら言葉に出来てる。

その何と無く確かなものが出来たおかげで、今、新しい仕事をこなせている。
周りに変わった奴だと思われようと、自分のやるべきことをやれている。


ここで強くなったんだな。


そして、ただただギターと向き合う日々は、一旦終わりってことだ。
最後のライブの後、しっかりと決別することが出来ていなかったけど、これで終わりだ。

またやる時は、別の形でやる。



SimpleVoice、ありがとう。
田野さん、渡部さん、ありがとう。




今の会社で働き始めた日の日記を見ると(1年半前)、
素人扱いされるのは気持ちがいいとか言っている。

そして今は、誰も素人扱いなどしてくれない。

たまには、素人扱いしてくれよ。
手取り足取り教えてくれよ。

嫁に料理教えてもらうか。

そういう時間で意外にバランス取れたりするんじゃないのかな。





体調が悪くならないよう管理するのは当たり前なんだけど、
体調が悪くても問題にふと気付けるような感覚を磨くのも、必要だよな。

今のところ、これを磨くには繰り返ししかない気がする。

繰り返し手を動かす。
繰り返し考える。


でも、繰り返さなくても気付けるなら、それに越したことはない。
嫌な予感なんて嫌いだけど、嫌な予感を磨く必要があるな。

どうやるんだろ(笑)



毎週日曜の夜、勉強をするのが習慣になってきたんだけど、テレビがついていても特に問題なく集中できる。

これって、弾き語りのライブをとことん集中してやってた時と似てるんだよな。


ライブ中に、客席から音がしたり人が入ってきたり、気が紛れる要素はいくらでもある。
集中してる時ほど、そういうことに気付く。

一瞬気を取られそうになるけど、一瞬で戻す。

やっていることに集中することで、戻す。


おんなじだな。



苦労して、ある仕事がやっと出来るようになったんだけど、それは出来て当たり前のことだった。
立場的に、出来て当たり前のこと。

だから、まだまだ水面下にいる訳なんだけど、たまに水上に顔を出す。
つまり、ハッタリをかます。
たぶんバレてない。
してやったり。


多少ふざけてる方が丁度いいと思ってるんだが、たまにバレて気まずくなる。
だが、それも含めておもしろい。

いつも誠実にあんたらに尽くしてたら死んじゃうから、適当にふざけながらやるよ。
あんたらも、俺が途中で潰れたら困るだろ?





巷でよく聞く

「無駄なことなんてひとつもない」

よりも、会社を辞める時に先輩に言われた

「すべてを糧にして生きろ」

の方がしっくりくる。



でも、音楽やってた頃のことを糧にするって、どうしたらいいんだろ。

これ、マジで答え出さないとダメなやつだ。
間違っててもいいから。



昔やらかした、最低なことを思い出した。

こういうのはもう記憶から消せないんだろうな。

でも、そういうのを消して綺麗な人間になれるなんて、甘い。

甘い。