何かを終わりにする時の寂しさを、今までどうやって乗り越えてきたんだろう。

いや、乗り越えようともせず、新しい事が始まって自然と消えていくのに任せてた気がする。


でも今回は、任せる訳にはいかないのだ。

今日には乗り越えないと。



そう思い、挨拶をした。

お別れの挨拶。

自分の正直な気持ちと、相手のこれからの幸せを願う気持ちを伝える。
ただそれだけ。



でも、挨拶は思いのほか、効果があった。

真面目に挨拶する事で、大人同志の距離になった。

こっちが勝手に感じている距離だけど、それでいい。



ドライな距離感ではない。
他人行儀な距離感でもない。

大人同志の距離感。





なんだかんだ言って、面白い会社だった。