しーと2人の、いや、1人1匹の生活です。嫁さんが1人旅に行っちゃった。
本も音楽も持たずに。
あいつ大丈夫かしら。

旅の目的は、卵を1個産んでくる事。

(これで分かった人は凄いです)

とにかく、いい旅を!



色々ありますね、ほんと。僕自身には大した事は起こってないんだけど、ずっと目まぐるしかった。
人とつながってるってのは、こういう事なのかな。

今ドトールにいて、とりとめもなく日記を書いてる。
久しぶりに、どうでもいい時間。
あ、いい意味でね。
最近これがなかった。

テレビもインターネットもない。
手帳は開いてるが、見る気はなし。
眠くもないので、とりあえず起きてる。

たまに紅茶を飲むだけの、どうでもいい時間。



あ、愛媛の友達にメールしよう。
愛媛のみかんは、想像をはるかに超えて美味かったよ。
何をお返ししたらいいかなあ。あれと張り合えるものなんてないよ、まったく。

高校の野球部のみんなが、元気だった。茨城の実家も大丈夫との事。良かった良かった。
しかし、茨城の被災地はテレビで全く報道されない。何か出来ないか。それがずっと気がかりだ。

この春、友達が1人、イギリスに行きます。別の友達が、サラリーマンを辞めて接骨院の手伝いを始めます。
今は近くにいるけど、しばらく会えなくなるんだな。
会わないと。一緒に歌を歌っとかないと。

昔バイトしてた掃除屋の事務所に、久しぶりに顔出そうか迷ってる。震災をきっかけに、そんな気持ちになった。俺の事おぼえてるかな。体ひとつで家族を食わせてる社長は、今思い出してもやっぱりかっこいい。

落ち着いたら、親父と話をしに実家に帰ろうと思ってる。
俺はいつまで東京にいれるだろう。何があろうと音楽は辞めないと言いつつも、家族に何かあった時、この気持ちは変わらないんだろうか。
分かんない。



世間の旦那様と同じく、嫁さんがいない時くらい、たらふく酒を飲んで好きな音楽を聞いてゴロゴロして、、、と思っていたけど、辞めた。
どうも違う。
ひどく心が落ち着いてる。

すごくいい曲が出来る直前のあの感じ、あれに近い。

今晩は曲を作ろう。



震災の後、僕はずっと歌詞を書けないでいた。
被災者の方々に何を伝えるべきかが分からなかったから。
『どうか負けないでください』
その一言を絞り出すのがやっとだった。

だけど、今朝テレビで南果歩さんが読んでた『まってる。』という詩。あれを聞いて、分かったんだ。

今の僕では、被災者の方々に面と向かって言える事は何もないんだって。

でも、詩や歌を通して僕が表現したイメージ。それで元気になってもらう事は出来るかもしれない。

そして、それは逃げてる訳ではないんだ。
子供が一生懸命書いた絵や、みんながメッセージを書き込んだ横断幕。僕にとっては、それが歌っていうだけなんだ。



やっと、被災地の方々に向けて自分がすべき事が分かった気がする。

きっと、多くの人達が望んでいるであろうイメージ。それを想像できるような歌を歌おう。





さて、そろそろ帰りますか!

酒屋の前は、通らないようにするよ。たぶんね。