2月に亡くなった友人ニック
 
大切なかけがえの無い家族としてお葬式を執り行いました。
 
ニックは生前中にハワイの素晴らしい墓所にお墓を購入し
 
「僕が死んだら遺骨をハワイまで3人で連れて行ってくれるか?」
 
「もちろんよ。喜んで引き受けるわ。ハワイに行けるなんてうれしい!」
 
 
ニックをハワイにお連れし納骨をするまでが私たち家族のミッションでした。
 
これまでの間、ニックを失った悲しみに浸る間も与えられない程、次から次へと色々あり過ぎてうちの旦那も私もかなりの打撃を受けていましたが、兎に角、ハワイでの納骨が終わるまでと思い、必死に頑張ってきました。
 
ハワイに向かう途中でも航空便乗り換えのノースキャロライナで愛犬モモを預けたドッグシッターから ”モモが脱走していなくなった。” と連絡が入り、パニックに陥ったうちの旦那は「家に帰る。」と言い出し、大騒ぎになりました。
 
結果的にはモモは見つかって事なきを得たのですが、、詳細については後日ブログにアップします。
 
更には機体点検に時間がかかったとかで便が大幅に遅れ さすがアメリカ。
ハワイへの乗り継ぎ便に間に合わず途中ロサンゼルスで一夜を過ごす羽目になりました。
 
既に精神的にも体力的にもボロボロになりながら予定日より1日遅れでハワイに到着し、翌日の納骨式が終わってすぐに私は帰らなければならないのでホテルにチェックインして休む間もなくボロボロを推して大急ぎで出かけました。
 
宿泊先はワイキキビーチに歩いていける観光地なのですが、私がどうしても行きたかった場所は、ノースショアにある美味しいフードトラックで有名な町 ”ハレイワ” でした。
 
観光地ではなく地元感溢れる田舎町なのがなんとも落ち着きを感じ癒されました。
 
地元ビーチではカヌーを楽しむ人々がたくさんいて海の波もワイキキよりも静かで太陽の光がキラキラと反射しとても綺麗な景色でした。
 
目的のフードトラックが見つからず、近くのガソリンスタンドのお店に入り店員さんにフードトラックはどこにあるのか訊きました。するとそこに立っていた男性客が「この道を下がっていくとマクドナルドがあってそこを通り過ぎて左側にフードトラックが何台も停まってるよ。」と説明してくれました。
 
ありました。数台のフードトラックの前にはピクニックテーブルが設置されていて、野外フードコートのようになってました。
 
以前からネット検索して食べたかったのは ”ガーリックシュリンプ” だったのですが、ガーリックシュリンプトラックは閉店していました。あ〜残念!
 
でもその隣に海鮮料理トラックがあり、メニューを見るとココナッツガーリックシュリンプの入った海鮮ミックスフライがあったのでそれに決めました。
 
うちの旦那は ”もちこチキン” とかいうメニューがあったのでそれを注文してました。取り敢えずその2品を3人で分けて食べました。
 
 
アメリカのフードトラックでは揚げ物メニューは結構定番ですが、どこもカリッカリのオーバークックに揚げてスパイスと塩分キツめでアンヘルシー感抜群のところばかりなのですが、ここは違いました。
 
海鮮の新鮮さを損なわないように軽く揚げ新鮮風味を生かすために塩加減もちょうど良く、サクサクっとした絶妙な食感でとても美味しかったです。
 
うちの旦那が注文したチキンもプリップリのジューシーで周りはモチっとした食感で名前が ”もちこチキン” である意味がよくわかりました。”もちこ” は日本語だったのですね。とても美味しかったです。
 
フードトラックの近くにShaved Ice(かき氷)のお店がありました。常夏ハワイはShaved Iceも有名だと聞いていたのでお腹いっぱいだったのですが、食べに行きました。そのお店のお勧めメニューから ”パッションフルーツ&パインナップルシロップ、バニラアイス乗せ” を注文しこれも3人で分けて食べました。
 
疲労困憊で食欲が激減していて「食べなきゃ!」の義務感というか使命感のような気持ちで食べたのですが、
 
とーっても美味しかったです!
 
ハレイワ、ここは好きな場所でした。