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前回の記事では勉強をやらせようとする前に、「約束を守る」「忘れ物をしない」というところからスタートするのが、抜本的な解決策であり、これができれば成績は必ず上がるということを書きました。


今回は、親の考える「あるべき論」と子どもの価値観がどれだけ異なっているかということを書きたいと思います。


子どもにとって「有意義な時間」とはなんでしょうか?


「せっかく休みなんだから有意義に時間を使いなさいよ」


とお子様に言われたことが読者の皆様もおありかもしれません。


この場合の「有意義な時間」、間違いなく「勉強」を意識していますよね?


これは今すぐやめましょう。


子どもにとっては有意義な時間は「勉強」ではありません。


親が考える、時間があるなら「勉強」しなさい。したほうがいい。するべき。それは子どものため。将来のため。と考えることは確かに正しいです。あるべき姿です。


ですが、子どもにとって遠い未来である受験。就職。社会人生活。これが今目の前の空き時間を勉強に使うということにつながるかと言われたらどうでしょうか?


例えば子どもが将来の夢を持っていたとして、今日何時間勉強したらその夢が叶うのか。


それを自信を持って言えるのなら、そのあるべき論でも子どもを説得できるかもしれません。


でも実際はそこまで綿密なスケジュールを立てた上で言っているわけではないはずです。


であれば子どもはどう感じるか?


「時間が空いたらずっと勉強しなさい」


と言われていると感じるのです。


親からしてみれば、「いつも全然勉強してないんだから、こんな時ぐらい勉強したら?」という考えですが、子どもは「余った時間は全て勉強に費やしなさい」と言われているように感じてしまうのです。


すると「そんな無茶な!じゃあはじめからやらないでおこう。」とか、「怒られない程度にやっておこう」という考えになってしまいます。


こう感じられてしまったら、「勉強=やらされているもの」の等式が成立してしまい。その時点で主体性は失われます。


ですから、「有意義な時間」というのは、「無意義ではない時間」と考えてください。


勉強だけでなく、遊び、漫画、テレビ、読書など、子どもがダラダラしている無駄時間をなくして、「やりたいこと」を思いっきり楽しむ時間だと考えるのです。


まずはここから。最初は勉強時間ゼロでも構いません。勉強というのは、将来こうなりたい。というところから逆算して、自分でやらなくてはいけないと感じて初めてやり始めるものなのです。


「勉強しなさい」よりも、将来なりたいものを意識させる会話を楽しむ方がよっぽど有意義です。


将来を強く意識できるようになれば、そこから逆算して、今日どれだけやらなければいけないかを明確にすることもできます。


そうすれば、「暇さえあれば勉強しなければいけない。もしくは勉強しろと言われる」という、勉強を無理強いされる恐怖感や嫌悪感がなくなり、ニュートラルに勉強というものを考えることができます。


子どもはそう言う意味で、「勉強しなさい」と言われれば言われるほど、勉強を押し付けられているという恐怖感、嫌悪感を大きくしていくのです。


「勉強しない」ということは「将来の自分を捨てることである」


それだけをしっかりと理解させてあげれば、あとは自分次第です。


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