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さて、前回は誘導の必要性について書きました。


前回の記事をまだ読んでいない方はこちらから。


今回は具体的にイメージしやすいように、子どもの生活習慣に照らし合わせた実例で考えていきましょう。


① 明日忘れたら困るものに朝必ず気づける工夫を「常に」する

・玄関に置いておく
・鞄の横に置いておく
・朝確認できるチェックシートを作って置いておく

他にもあると思いますが、よくあるのはこんな感じですね。

さらに、明日忘れてはいけないものにすら気づけず忘れるパターンもあります。

忘れ物が多い子はどっちかというとこっちのほうが多いのかもしれません。

明日忘れたら困るものがあるかを確認することを忘れないために。




②連絡帳の書き方を、「提出期限」とともに必ず書くように習慣づける
 
→これは書き方を統一する、その都度必ず書くようにする。ということですが、書き方自体は小学校一年生で習う連絡帳レベルで問題ありません。


むしろシンプルなほうが忘れ物が減るので、懲りすぎは禁物。

書くのを忘れてくるということも考えられますので、忘れなくなるまで仲のいい友達に電話して確認する。

などとしてもいいかもしれません。

もちろんそれに頼りすぎるのもよくないので、ある一定期間以降はペナルティを設定するなどして、連絡帳は必ず書くということを少なくとも習慣化しましょう。




③毎日、「明日忘れてはいけないものがあるか」を確認する習慣をつける

自宅で寝る前、必ずこの作業を行うようにします。

「さあ、毎日やるぞ!」だけでできれば最高ですが、なかなかそうもいかないかもしれません。

例えば「寝る前に必ずする作業」にくっつけておくなどすれば、忘れずに実行できます。

寝る前に必ずする作業といえば、歯磨き、電気を消す、布団をかぶる、などです。

例えば、布団の上に常に「連絡帳で明日の忘れ物を確認せよ」と書いた大きめの段ボールを置いておくようにします。

そうすれば、寝るときに必ず目に入るので、忘れることはありませんね。





しかし、「これならふつう忘れないだろう」というようなタスクを用意できたとしても、


忘れ物をしょっちゅうする子は、ありえない忘れ方をしてこの誘導タスクをスルーするものです。


おそらくすでに忘れ物防止で誘導タスク(という言葉は知らなくても)を使っている方がほとんどだと思います。


「それでも忘れる。なぜに?!わが子天然!」


お母さんはそんな日々を奮闘されてきたことでしょう。


しかしそれはタスクが悪いのではなく、単純にタスクの数が足りないということです。


誘導タスクは、はじめのうちは「複数」用意しましょう。


面倒に感じるかもしれませんが、これが「忘れ物防止」のミソといえるほど重要度が高い


一つの誘導タスクで80%だとした場合、忘れる確率は20%です。


週に1回は忘れてしまいます。


同じ80%をもう一つ用意したとしたら、


忘れる確率は20%×20%で4%。


これで月1になりました。


さらにもう1つ用意すれば、0.8%。


これで1年に2~3回。これぐらいなら許容範囲でしょう。


という感じで、一つと二つの差は歴然としていることがお分かりいただけたでしょうか?


忘れ物防止の誘導タスク。一生使える便利なスキルですので、ぜひ身につけてください。


      
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