実を言うと、私の帰国予定日は昨日だったのですよ。


 でも何故か、未だにナイジェリアにいます。

 なぜ居残りをくらっているかというと、3泊4日で入院していたんですよね 病院

 マラリアと腸チフスにダブル感染していたとですよ。

 ということで、輝かしいはずの帰国予定日は、病院のベッドの上にいました 点滴

 なんていうのかな、最後の最後までやってくれるよね。



 発症したのは帰国予定日の3日前、その日は部屋で【 熱、頭痛、胃痛、吐き気、寒気 】で唸りまくっていたのですが、買ってきてもらったマラリアの薬が全く効かないので、次の日に病院に行ったのですよ。

 もう歩けない状態だったので、無理やり連れて行かれた感じですな。

 できるだけ大きい病院にということでしたが、渋滞が酷すぎて移動時間も読めず、そんな長時間移動に耐えられる状態では無かった為、最寄りの小さい病院に行くことにしました。

 検査の結果、マラリアと腸チフスだったわけで、計5日間ほど上記の症状で唸っていたわけです。

 ホント、無理やりでも連れて行かれて良かったよね。

 あれで連れて行かれてなかったら、タダでは済んでいなかったでしょうからな。



 結局8本の点滴と、おケツに注射を5本打たれて何とか退院しました。

 しかしあれやね、おケツに打つ注射って痛いよね 注射

 左右交互に打たれたのですが、あんなに痛いとは思わんかったわ。

 この握り方で思いっきり殴られた感じの痛さやったね。

ポレポレ見聞録 in アフリカ♪
 (拾い)



 そしてマラリアで入院しているにも関わらず、病室の中は蚊が飛びまくりなんですよ。

 殺虫剤を撒いても消えないし、スタッフが10匹以上殺してもまだいたしね。

 まあ何とか退院できて良かったです。

 これ以上ないってくらい苦しかったけどね。

 とはいえ去年の12月にマラリアに掛かった時みたいに、死ぬかもしれんとは思わなかったけどね。



 入院中も田舎者スタッフが私の付き添いを嫌がって帰ったり、点滴針を4日間刺しっぱなしにされたりなど、細かいことは色々とありました。

 普通は点滴針を毎日取り換えたりするそうですが、この病院では点滴治療自体が終わっても針を抜きませんでした。

 ということは、最終日は針だけ付いている状態だったということです。

 抜いてくれるように頼んでも、“後で後で”ばかりで取り合ってくれません。

 しかし入院費を払うとすぐに抜いてくれました。

 どうやら支払いが終わるまでの人質だったようです。


 イ アマ ジャパニーやで 富士山


 貴様らからトンズラするかもと思われただけで屈辱やわ。

 いえ、皆様(病院の方々)お世話になりました ありがとう



 とりあえずは、もう少しだけナ国で療養です。

 飛行機での長時間移動に耐えられるくらいまで回復すれば、すぐに脱出します♪

 なんせナ国と日本は遠いからねぇ・・・ 地球

 帰国するのは嬉しいのですが、あの長時間の飛行機を思うと“ゲェー”ってなります。