今日は、このブログにも数回出てきたことのある、社内日本人A氏邸(京都)にやって参りました
京都は久々やけど良いよねぇ♪
京都と言えば、歴史ある町並み、寺社仏閣、舞妓はん・・・等々、思い浮かべるものが色々あります。
しかし、私が真っ先に思い浮かべるのは、京に名高き【いけず】どす♪
なぜか私は、京都の【いけず(≒意地悪)】というのが好きなのよね。
「よう来てくれましたなぁ、ぶぶ漬け(お茶漬け)でもどぉぞ」というやつね。 ※お茶漬けを勧めるのは「帰れ」という意味
この言葉と気持ちの裏腹さが好きなのよね(笑)
まあ実際に自分が巻き込まれるのは嫌ですが、傍目で見ているのが好きなのです♪
他の【いけず】の例としては、京都名物の湯豆腐ですよね。
あれも昔々に上洛して来た戦国大名に、「京名物の湯豆腐どす」と出しておいて、旨いと食ってる大名達のことを、「田舎もんは、あんなもんが美味しいんやて(笑)」と笑っていたというのが、まことしやかに囁かれるくらいやからね。
上記の湯豆腐は都市伝説なのですが、京都で湯豆腐を食べるのは複雑な気分になるよね(爆)
私は京都生まれではありませんが、我がNの宮家(父方)の親戚達は、まさに魔の巣というか、蛇の巣というのが相応しいくらいに京風なので、【いけず】的な考え方には免疫があり、面白おかしく見ることが出来ます。
しかしながら、本物の【いけず】は難しいでぇ。
例)
『僕が日本に本帰国したら、京風ナイジェリア料理の店をやろうと思ってるんですよ』
「よろしいなぁ、Nの宮はんはどちらのお生まれどしたかいなぁ」(京都出身でもないくせに、京風ってどうなのよ)
これが素人でも思いつく【いけず】です。
でも本物は・・・
『僕が日本に本帰国したら、京風ナイジェリア料理の店をやろうと思ってるんですよ』
「へぇ~、京風やらはるんやぁ」
・・・
・・・
全然普通でしょ
でもこの「京風やらはるんやぁ」の後には、【京都人でもないくせに】というのがついて来てるんですけどね
どちらも京都出身じゃないところを突いているのですが、後者は全く皮肉に気付かないでしょ。
普通に『そうなんですよ、京風って付いたら和な感じがしますしね』などと、無邪気に会話を続けそうになりますよね(苦笑)
簡単に分かるのは、本物の【いけず】ではないということです。
いけずの世界も奥が深い・・・ ていうか、これが入口ってのが怖い
そんな感じで近くの居酒屋に移動しつつ、京風料理を楽しみました♪
追記:
いけずの文化は、無形文化財的に残っていって欲しいですな(笑)
NEXT→