第13話 「府債とは何者か?」 | 日刊工業新聞ビジネスリーダーズアカデミーのブログ

第13話 「府債とは何者か?」

こんにちは
NBLA講師のホリコンこと堀内智彦です。

さて、架空企業「大阪府株式会社」の流動負債の中身を再掲します。


「大阪府株式会社のバランスシートの抜粋(百万円)」
「流動負債」
(1)府債翌年度償還予定額      230,709
(2)他会計借入金翌年度償還予定額        0
(3)翌年度繰上充用金              0
            流動負債計  230,709


「府債翌年度償還予定額」が「2,307億円」ということですが、これは、翌年度に満期を向かえて、償還するつまり、支払う負債ということです。また脱線しますが、「政府が国債を乱発?する」というのは、家庭の金融資産(貯金)をあてにして、「政府がその信用」を武器にして、国債を発行し、その家庭の金融資産からの資金が流れ込むことを期待しているわけです。


だから「国が国民に借金している」という表現にもなるのですね。


ということで、「大阪府株式会社」でも、その「絶大なる信用力(嫌味か?」を背景にして、市民から資金を調達するわけです。


まあ、国と一緒で、いちど償還してもまた募集すれば、資金は集まるから、金利分は負担するけれども、「自転車操業的」に先送りすることができるわけです。


これが、「即倒産しない!」大きな理由のひとつです。


もし、この借入金が金融機関からのもので、「貸し剥がし」にあえば即アウト!ってことですね。


だから、債務の返済は、利益を出して、その利益から少しずつ、府債(負債)の発行残高を減らしていくのが、健全経営なのですよね!。


誰ですか?これを見て慌てて解約?に走る人は、これはあくまでも筆者の仮定にもとづく、「毒断的分析」ですので、「信用不安?」をあおるつもりはありませんよ!まあ、資産運用といっても、株式は専門知識が必要で、元本を失うリスクもあるし、地価は下がる一方だし、生保も運用利回りが期待できないし、タンス貯金も泥棒が狙っているし、普通預金の金利なんて限りなく”0”ですから、引き出しを何回もするとATM手数料が軽く「受取利息」を上回りますからね・・・。定期預金も似たようなものです。


昔は1億円もっていたら、利息だけで生活できたそうです(年利6%のとき)。だから、市民が国債や地方債を選択するのも無理はないのですが・・・・・・。


さて、次に固定負債をみてみます。
これもすごすぎる!