第1話「人件費率は適切か?」 | 日刊工業新聞ビジネスリーダーズアカデミーのブログ

第1話「人件費率は適切か?」

こんにちは、
NBLA講師のホリコンこと堀内智彦です。


さて、さっそく大阪府の人件費を見てみましょう。
平成18年度の「人にかかるコスト=人件費」は、
「1兆2218億円・・・①」となっています。


これを売上高で割れば、「売上高対人件費率」がでます。

売上高に該当するのが、「収入項目」の「1兆9918億円・・・②」となっています。


「売上高対人件費率=①÷②=61.3%・・・③」です!。


つまり「売上の6割以上を人件費が占める!」


いうことですが、さて、
これが多いかどうかを判断するために
中小企業データと(注2)と比較してみましょう。


大阪府が中小企業?とは思いませんが、
日本の法人企業数のうち99.9%は中小企業ですからね・・・。


とりあえず「サービス業の指標」を見ると、


売上高対人件費比率は、業界全体で「39.1%」、


従業員数51人以上(最高区分)で「43.5%」、


売上高5億円超(同じく最高区分)では、「27.7%」


となっています。

いずれにしても、「③の61.3%」は
民間である中小企業と比較すると、
かなり大きな比率である言えますよね!



…つづく


注1:平成18年度:バランスシート・行政コスト計算書の試算-大阪府総務部財政課
注2:「平成19年度版中小企業の財務指標-中小企業庁編」