夜明け前。 -278ページ目

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思わず、ため息が出てしまうほど、寒い。ため息さえも、寒さで、凍えてしまうよ。

だけど、君の心だけは、凍えないで欲しいんだ。









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郵便局で働く僕の友人に、クリスマス用の切手を頼んだ。80円のを、1シート。

50円のはもう昨日買ったんだけど、80円のは売り切れてしまったと、言われたから。発売日の次の日に売り切れだなんて、だったら代わりに愛を、売ってくれるかい?と、言うと、窓口の男性は驚いたような困ったような、変なヤツにあった。とでも言わんばかりの面白い表情をして、申し訳御座いません、弊社では取り扱っておりません。と、言ったんだ。その事を友人に話したら、物凄く笑われ、そして最後に、絶対お前が客で来て欲しくないNo1だな。と、言ったんだ。No1、だったら、嬉しいじゃないか。来て欲しくない客No1だろうが、抱いて欲しくない男No1だだろうが抱いて欲しいNo1だろうが、No1だったら嬉しいよ。と、言うと、友人は、切手1シート、買っておくよ。近日中に、お届けに参ります。と、言って電話を切った。





申し訳御座いません、当ブログでは、愛という商品は取り扱っておりません。

しかしながら、商品では御座いませんが、粗品として、愛を、贈らせて頂いておりますので、

ご自由にお持ち帰り下さい。










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いくら、僕が本を読もうが、いくら僕が新聞を読んで世間を知ろうが、

君の歩いてきた時間に、追いつく事なんか、出来ないんだって事が、実感した時、僕は打ちのめされた。