夜明け前。 -234ページ目

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春待ち人。








桜が咲くのを、じっと待ってるんだ、僕。

桜が咲いたらさ、去年のように一緒に、見に行こうよ。人ごみで、はぐれない様に手を繋いでさ。

喉が渇いたらカフェなんか入って、一緒に珈琲飲もうよ。そして、ああ、三度目の春だね。なんて、言いながらさ、また来年も一緒に桜を見よう。なんて、話そうよ。じっと、待ってるんだ、僕。目を瞑ってさ、去年の桜、一昨年の桜。一緒に見た景色を思い出しながら、じっと、待ってるんだ、僕。まだか、まだか、ってね。














01213













知ってしまうと、戻れない。もう、戻れないんだ。

君を知らなかった頃になんか、戻れないよ。戻りたくも、ないんだ。溶けてしまった氷を、また凍らせるには、時間がかかる。凍ってしまった氷を、溶かすのにだって時間がかかる。

この、時間が、僕にとっては、今、強敵です。この、時間ってやつが、今の僕にとっては、厄介なんです。









01212

ブログネタ:タクシー全面禁煙 参加中









僕は、煙草が、好き。
僕は、煙草を、愛してる。















タクシーに乗りながら、ぼんやり流れる景色を見ながら吸う煙草、好きだったっけ。
今じゃもう、タクシーは、禁煙で吸えないから、あの頃が恋しいなって想う。凄く、素敵な時間だったっけ。
一昨日の朝は、煙草の替わりに、君がくれたチュッパチャップスを、咥えてタクシーに、乗ったっけ。
禁煙、禁煙、どこも禁煙。吸わない人の権利ばかり主張して、吸う人の権利はどこに言ったんだ。って、いつかのタクシーの運転手さんが嘆いてたっけ。僕も、その言葉に、同意した。だけど、身体に、良くはないんだよな、煙草。だけど、臭いって想う時もあるんだよな、煙草の匂い。吸ってる僕が臭いって想うんだから、吸わない人にとっては、もっともっと臭いんだろうなって、想うんだ。だけど、僕から煙草を取ったら、何も残らないし、僕じゃ、なくなってしまうと、そう、想うんだ。タクシーの禁煙、決まった事だから、仕方ないけど、僕はそれで接客業って、言うのかなって、そう、想うんだ。サービス業って、そういうもんなのかなって、もっともっと、うまく出来ないのかなって、そう、想うんだ。