1639 |   夜明け前。

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  夜明け前。










































しばらく逢えなくなったの。君からlunchの時の貰ったチョコレートと一緒に入ってた一言ラブレターが、

見られちゃって大喧嘩しちゃったの。だから、勝手で、申し訳ないんだけど

こっちから落ち着いた頃に連絡するね。って、

君からの哀しいメールが届いた。ああ、なんてこった。って正直想った。

手紙なんか、捨ててしまってると思ってた。いや、捨ててたのかもしれない、今までのは。

でも、たまたま忘れてたのかもしれない、今回は。でも、君が、平和に過ごせなくなるのは

確実に僕のせいだ。僕の勝手な片想いのせい。自己満足な贈り物が、そんな事になるなんて。

何が一番つらいって、君に逢えないのと、君が毎日憂鬱な感じになるって事だ。

プライベートで、気を使わなきゃいけなくなってしまったって事。

君は僕なんか相手にしてないってのにね、恋愛対象として。きっと。

でも




君の指に僅かに触れた唇の感覚を覚えてる。

不意の事故のような指へのKissの感覚を。

そうしたもっとその感覚が欲しくなって、君に触れたくて仕方なくなってしまってた。

でも、僕らはセックスも何もKissさえもしてやいない。

きっとKissなんかしたら、もっと欲しくなる。もっともっと欲しくなってしまう。

冷静なんか保てなくなってしまうほどに。だから、良かったのかもしれない。

今のままだったら、少し離れてても、勝手に逢いたいなって想うだけで、君には迷惑は

かからないわけだし君の相手にもかからないはずだ。

片想いのまま終止符をつけるのって、本当にきっつい。

endlessだもん。一方通行だから。相手次第で、逢えたり、逢えなかったり。

友人だ。もしかしたら君ん中では知人止まりかもしんないし。





哀しい寂しいどうしようもない気分の中小雨が降って来た中、

家の間近に咲いてた野生の薔薇が、美しくて涙が止まらなかったんだ。

だから、いつものように撮れなかった。

告白もしないまま。片想いのまま、失恋をしたような。いや、すでに失恋してるのに

勝手に、想ってるだけなんだ。そう。君が、幸せだったら良いけど、君の幸せを

見守らせて欲しい。いくらでもまた話を聴かせて欲しい。早く、その時が来ますように…