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冬に、来る場所じゃないんだよって、聴いた。だけど、どうしても来てみたくて。雪が降る中、来ちゃったんだ。どうしても、来てみたかったんだ。今度は夏に、必ず来るよって、約束した。でも、冬の誰一人いないこの公園、僕は物凄く好きだなって、想ったんだ。なんだか、独り占めしてるようで、さ。今度は夏に来るよ。なんて想いながらも、また雪が降りはじめる季節に来ちゃうような気がする。だって、とってもとっても素敵だったから。世界の中心に、いる気分だったんだ。それも、この世でたった一人きりの気分になった。それは寂しくなんかなく、とっても静かな穏やかな気分になったんだよ。いつか、君と一緒に、雪の降る景色のこの場所を、訪れたいなって、想う。それは、きっと僕だけの、夢。決して叶う事のない夢物語かもしれない。
