01405 |   夜明け前。

01405










去年だったっけ、今年の始めだったっけ。やれやれ。はっきり想い出せないや。君から贈られたマフラーは、今日も僕の首を暖める。マフラーを巻く瞬間、いつだって君を想い出してしまうんだ。あの日、さりげなく僕の首に巻いてくれた時の悪戯な笑顔がとっても印象的で、想い出す度に僕は君に逢いたくなってしまうんだ。そう、毎朝、毎晩。今年もあと、何度君に逢えるだろう。今年も、あと何度君の笑顔を、見られるだろう。もうすぐ、終わっちゃうよ。もう、すぐにでも。