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僕を、包んでくれるのは、暖かい毛布と、ふあふあの尻尾。そして、君の残像だけ。今は、それだけで十分だって想うけれど、いつか、いつかは、きっと、それじゃ足りなくなってしまう時が来ると想うんだ。その時は、僕は何に包まれたいって想うんだろうか。女性の柔らかい肌だろうか。僕は何を、求めるんだろうか。
今君は、何に包まれているんだろうか。暖かい羽布団と、柔らかい毛布。そしてきっと、僕の残触。満足してくれてるんだろうか。この、僕で。いつか、きっと、僕じゃ物足りなくなってしまう時が来ると想うんだ。その時、君は僕にどう伝えるんだろうか。何も伝えずに、消えてしまうんじゃないかなって、時々想うんだ。
電球が切れたように、プツリ。と、突然その時はやって来るような、気がして、なんだか少しだけ、僕は、寂しい気分になった火曜日の夜なんだよ。君にきっと逢える金曜日まで、僕は寂しい気分でいっぱいになるんだ。約束をする度に、なんだか寂しい気分になってしまう。これが最後なんじゃないか、って。
