01333 |   夜明け前。

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曇り空の土曜日の朝、やっぱり僕の始まりは、洗濯からだったんだ。




休みと言えば洗濯しなくちゃ、始まらないって想い込んでるのかもしれない。曇り空だけど、外に干しちゃった洗濯物を眺めて、雨が降る事を少しだけ、どぎまぎしちゃってる今日の僕。いつもよりもゆっくりした朝を迎えたのは、一週間の疲れが出たのかもしれないし、子供のようにゲームをしながら夜更かしをしちゃったからかもしれない。どのみち今日の僕の予定は、食料品を買いに行く位なもので、特に何もないからいつものように早い朝を迎えなくたって良いのだけれど。君と一緒に見れなかった桜の写真なんか眺めて、君は今日何してるのかな。なんて、想った。逢いたい。って言ってた昨日、僕は何故だか断った。そして電話を切った後物凄く後悔なんかしてたりしたんだ。そして君はどう想ったんだろうって、ずっとその事ばかり気になってたし、どうして逢わなかったんだろうって自分の今の気持ちって一体どうしてしまったんだろうと考えていた。こんなにも永い恋に、僕は戸惑っているのかもしれない。そして、怖いのかもしれない。よく、わからないんだ。最近の君への想いってやつ。小さい小さいつっかえ棒が僕を、抑えてる。そんな小さなものが、行動を、止めてるような気がしたりも、するけれど、やっぱり君への想いは変わらないって事。こんなに、好きにさせてしまった君ってば。まったく。やれやれ。




曇り空の土曜日の午後、僕は食料品を買いに行って、真昼間からアルコールなんか飲んじゃおうかな。

料理なんか作りながら、さ。ゆっくり、ゆっくり、音楽でも聴きながら。ケイタイばかり気にしながら。君を、想いながら。君と過ごした時間を想い出しながら。雨が、降るのを待ちながら。