01327 |   夜明け前。

01327







今日も物凄く天気が良いみたいなんだ。


洗濯が終わった合図の音が聴こえてきた。毎日、何かしら洗濯をしてる。洗濯が、好きな僕。昨日は掃除もしたっけ。犬と生活してたら、散歩に毎日行くのに、何せ僕の相棒は猫だから、散歩には一緒に行けないんだ。だけど、散歩から帰ってきたら猫に、どんな場所に行っただとか、どんな景色だったとか、話すんだ。静かに、ゆっくり。アイスコーヒーを飲みながら。時々目を細めたり、あくびをしたり、僕の腕に寄り添ったりしながら、そんな時間を過ごすのが好きだったりもするんだ。


今日も物凄く天気が良いんだって、さ。


目が覚めたら夢だった。って想える夢を見たんだ。だって、何かに僕は追っかけられてて、逃げてた夢。夢って何か現実に近いものだったり、潜在意識なんて言うけれど、僕は何かから逃げてるんだろうか、現実で。そして、丸坊主にもしてたっけ。変身願望が、あるのか、俺。なんて夢を想いだして自分なりに分析して、少しだけ笑いながら珈琲を飲んだ、そんな朝だったんだ。


天気が良い1日だって、天気が悪い1日だって、結局1日は、1日なんだけど、今日は、すこぶる天気が良いみたいだよ。そして僕は、物凄く元気だって、事。君に、逢いたいなって、想ってるって事だけは、何も変わらない1日だ。林檎を齧ったあの日から、もう一週間も過ぎてしまってるのに、そろそろ君に逢いたいなって想ってるけれど、きっと今日も君からの連絡は、ない1日だって事。さて、洗濯物を、ベランダに干して、深呼吸して始めよう。物凄く天気の良い、僕の1日を。