01274 |   夜明け前。

01274







君は、今日1日、どんな風に過ごしたんだろう。

僕の事を想う時間が一分でもあったら、僕は嬉しいなって、想う。僕は君の事、少しだけ想った1日だったんだ。君は今何をしているんだろうって、ぼんやり雨の音を聴きながら、そう想った。傘をさしてコンビニに行く途中も、食事をしてる時も、パチンコをしてた2時間も、君の事を少しだけ考えてしまったんだ。


君は、今日1日どんな風に過ごしたんだろう。どんな事をして過ごしているんだろうってね。


読み終わった雑誌を、片付けたり、デスクの上のカメラの手入れをしたり、読みかけの本や、雑誌を整理整頓したりしたんだ、今日の午後。君との想い出の品だったり、あの人からの絵葉書だったりがでてきてね、なんだか少しだけ、そわそわしてしまったんだよ。だけど、そわそわしたトコロで、どうにもならないから、僕は煙草に火をつけて雨の音を聴きながらぼんやりしたんだ。雨の音、聴きながら、さ。


祝日だった木曜日の今日。なんだか祝日だろうが、平日だろうが、今の僕には、関係ないから、メリハリなんてものも、ないような気がしたんだ。時間が過ぎて行く。どんどん過ぎて行く。ただそれを消化してるだけって、感じなんだ。新聞を読んでみたって、ニュースに耳を傾けてみたって、今までと違うような気がするのは、きっと、今僕が、のんびりした気分だからかもしれないな。のんびりした気分だからかもしれない。


少しだけ、君の事が気になった今日。携帯電話ばかりに眼が行ってしまったんだ。


君からの連絡が来るはずもないのにね、おかしいよな。だけど、うん。気にかけてしまった。来るはずもない連絡を、僕は、少しだけ待ってたのかもしれない。わかってても、何故か、うん。待ってたのかもしれない、無意識に。意識的に、無意識に。夢で、逢えたら良いな、こんな日は君と。夢で、逢えたら、それだけで良い。ねぇ、夢で、逢おう。今夜は、さ。とびっきりオシャレをして眠るからさ、だから、君も。


猫になりたかった僕は、今きっと、猫のような生活をしているんだ。


きっと、猫のように気ままな時間を過ごしています。退屈になったら、昼寝をしたり、空腹になったら、何かを食べて、気が向いたら掃除もして、一回は外に出なくちゃって想って、近所をふらふらしたりね。でも、僕が望んでた猫は、飼い主が居るって事。今の僕は捨て猫か。飼い主がいないんだもの。誰か、僕を拾って下さい。毛並みは、良いです。躾もちゃんとしてあります。虚勢は、してません。それでも良ければ、是非。