電車の中で本を読もうと、鞄の中を弄っていた時、ふとチェルシーを発見したんだ、そしたらなんだか昨夜考えていた事全て、どうでも良い事のように、想えたんだ。物凄くちっぽけで、物凄くくだらない事のように、想えたんだ。そして、何もかもどうでも良い気分になってしまった瞬間に、外国人の小さな女の子の声がどこからともなく聴こえてきたんだ。そう、きっと僕の頭の隅っこにある遥か遠い記憶の底から。
アナタニモ、チェルシーワケテ、アゲタイ。
僕はきっと、幸せなんだろうな。って、電車の窓に映る自分の顔を見て、そう、想った。