01226 |   夜明け前。

01226
















Hello

目が合った外国人と、挨拶をして、そのまま一緒に珈琲を飲んだ月曜日の午後。

見ず知らずの彼と、昨日の雪、凄かったね、見たかい、昨日の雪。って昔からの友人のように話なんかをして、僕がテーブルに広げていた切手を見て、素敵だねって微笑んでくれた。そう、素敵な切手を、郵便局で買って来たんだ、今。と、彼に言った。僕は、郵便局に愛を買いに行ったんだけど、郵便局では、愛は売っていないみたいで、その代わりに、素敵な切手がありますよ。って言うからさ、これ、買ったんだよ。って彼に教えると、彼は、そっか。なかなか手に入らないよね、愛ってさ。って、考え深そうな顔で言った。僕は片言しか使えない。英語を一生懸命駆使して説明をした。そして、煙草を吸った。あぁ、良いな、こういうのって。なんて僕は想いながら、珈琲を飲み終え、またね。チャオ。なんて言いながら席を立ったんだ。



今日は朝からフタリ目の出逢いだった。



雪が降った次の日は、イロイロな出逢いが、ある。

まっすぐ職場に戻りたい気分じゃなかったので、コンビニに行ったんだ。ああ、でも、何が欲しいわけでもないや。ってただただウロウロしてたら、レジのお姉さんが、チロルチョコ、ありますよ。って、レジの前を指を刺した。すっかり顔馴染みになってしまったようだ。僕が、何を探してるのか、わかったようだった。じゃぁ、10個、君の好きなのを選んで。って言って僕は300円を、置いた。イチゴのチロルと、ミルクチロルと、ビスケット。イロイロなチロルが袋の中で、揺れていた。今日は、素敵な月曜日。雪が降った次の日の、月曜日。そして、今夜は愛しの君と過ごせる月曜日の夜。今夜は、早く寝ないで、沢山話なんかしちゃったりして、沢山、肌を重ねちゃったりして、素敵な夜を過ごそうって、想うんだ。