01199
君の事を考えたり、今降り出すかもしれない雪の事を考えたり、アイツの事を考えたり、あの景色を想い出したり、恋しい人を想っていたりしていたら、気がついたら、朝になってしまっていたんだ。眠れない夜、なんかじゃなかった。気がついたら朝になっていたって感覚。目覚まし時計が鳴り出す前に、止めて、冷えたリビングに移動すると、猫も、一緒に珍しくついてきた。きっと、猫も、気がついたら朝だったんだろう。
アメリカンを、入れて、猫にご飯をあげたら、熱いシャワーを浴びて、僕が朝まで考えていた全ての事を、タオルと一緒に洗濯機に放り込んで、僕は家を、出た。
浮かんでは、消えて、浮かんではまた、消える泡と、一緒に、僕の想いも消えてしまえば良いのだけど、きっと、洗濯物を取り出したら、ちゃーんと、僕の想いだけは、残ってるんだろうな。タオルと一緒に、ふかふかになってたら良いのに。そしたら今夜は、ぐっすり眠れると、想うんだ。
