01127 |   夜明け前。

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随分、騒がしいトコロに、いるんだね。と、君が電話の向こうで、くすくすと、笑うと、遅くなったって良いから、日付が変わったって良いから、いつもの場所で、待ってるね。と、言って僕の返事も待たずに電話を切ってしまった。どうしたものかと、かけなおすと、君の電話は、知らない女性が「留守番サービスセンターに、お繋ぎします」ってさ。なかなか君に繋げてくんないから、もう、これは、僕には選択肢なんかないんだなって想ったら愉快な気分になったんだ。寒い夜は、僕を求める、君が、愛しいって、想ったんだ。