01064 |   夜明け前。

01064








東京も、太陽も、まだ眠っている時間に、真っ白なミゾレが降ったんだ。

まだ、雪になれなかった白いものが、どんどん、どんどん、堕ちてきた。

窓全開にして、真っ白なシーツに包まれながら、身体を寄せ合い、二人、無言で空を眺めてた。

今年の冬は、雪が降る。そう、君は嬉しそうに言ったんだ。