0497 |   夜明け前。

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偶然と呼ぶのか、必然なのか。

君とは、よく会うね。

駅のホームだとか、改札口、出勤の途中。

コンビニだったり、本屋だったり。

たまたまだとしても、随分、たまたまが重なりすぎやしないか。

僕たちはお互い強い引力で引き合っているのかもしれない。

遠い昔に君が言った言葉が、鮮明に蘇る。


『私たちの出会いは、偶然なんかじゃなく必然だったんだよ。』