昨日キッチンで火柱を立てました!消防設備士でもある3児の母ちゃんです。
こんな時でも慌てないように普段からシミュレーションが大事だな!と思ったので、久しぶりに記事にしてみました。
備えあれば憂いなしです。備えることに越したことはありませんです、はい。
(昨日の火柱は、油を熱したフライパンに、ウインナーを袋からゴソっと入れたら油と水滴の反応でゴーーーっと火柱が!すぐに収まったので結局大惨事にはなりませんでした。)
我が家には小学生が3人。子どもたちにも普段から火災の時を想定していろんなことを教えていますが、咄嗟に動けることが大事ですよね。シミュレーション大事!
かくいう私も、こういう時焦るタイプ。きゃー!!ってなっちゃうタイプ(笑)
だからこそ、準備が大切ですよね。
我が家にはキッチンに家庭用消火器を設置してます。
車庫倉庫にも1本置いてるので合計2本あります。
あ、キッチンにはエアゾールスプレーも置いてます。(消火器はマジ火災のみ使用にしておかないと、後の掃除がものすごく大変なので。業者にやってもらわんとあかんレベルです。)
でね、今回キッチン火災を想定してのグッズを調べてみました。
消火器だけじゃなくて、いろいろあるんですね。
キッチン収納にこそっと入れておけば安心なものをご紹介しますね。
まずは何といってもお手軽な、キッチン消火スプレー。
これがエアゾールスプレーですね。
この商品、調べてみると、A(普通)火災、B(油)火災、C(電気)火災全て対応しているみたいです。
油火災はB火災に分類されます。
商品によってはキッチンの油火災専用だったりするので、もし商品を購入したいなと思ってる方は、気を付けてくださいね。できれば上記のようにABC全ての火災に対応しているものがお勧めです。
水系のA火災専用であればC(電気)火災に使用すると感電します。
同じく水系のA火災専用であればB(油)火災に使用すると爆発します。
その辺りの詳しくは、こちらの記事でも紹介してるので参考になればと思います。
エアゾール消火スプレーにも、使用期限があります。
ちなみに上記の商品は製造から3年と記載されてました。
3年って、あっという間やん!
ま、あくまで使用が保証される期限であるので、それを過ぎたら使えなくなるわけではありません。消火薬剤の品質が保証される期間と解釈していいと思います。
とはいえ、あまりに長く保管しているといざという時に使い物にならない可能性があるので、廃棄した方がいいですね。
今家にあるエアゾールスプレー、たぶん10年以上保管してます(笑)
よし、廃棄しよう!
廃棄の仕方は、ごみ袋に新聞紙やウエスをたくさん入れて、そこに噴射。中身がなくなるまで出したら、後は地域の決まりに沿ってスプレー缶の出し方でゴミに出す感じでいいそうです。
噴射したゴミ袋はそのまま口を閉じて普通ゴミで大丈夫みたいです。
この時大事なのが、締め切った部屋などでやらないこと。(スプレー缶の中身を出し切る作業を屋内でやり、大爆発した事故が発生しています)
なので、できれば屋外でした方が間違いないですね、慎重にしすぎる方がいいです。
他にも、こんな商品あります。
これは天ぷら油火災専用ですね。他の火災には使用できません。
火災の起こった鍋に投げ入れるだけです。
水蒸気が発生するだけなので、後片付けは楽です。洗浄すれば火災の起こった鍋も再使用可能です。
こんな商品もありました。
火が出たらかぶせるだけ消火シート。
火災が起きたらかぶせるだけです。大判サイズのもので火を覆います。
ガラス繊維でできているので、燃えないようにできています。
かぶせて酸素をシャットアウトして燃焼の要素を取り除き、消火させます。
消火グッズではないですが、こんなのもありました。
スモークシャットアウト
火災の時にかぶって逃げるという算段ですね。
煙をシャットアウトして、呼吸ができるようにする、火災の煙から喉を守る目的で被ります。
いろんな火災のグッズが出ているのですね。
他にもありそうでしたが、あまりに長くなりそうなのでここまでにしておきます。
火災の時にどうするか、普段から家庭でも話してあっておくに越したことはありません。
以前子どもたちと話し合ったことも過去に記事にしました。
以上、皆さんの防災意識に役立てば嬉しいです。
では!